
エコキュートから水漏れ発生。
ヒートポンプのお湯側架橋ポリから水漏れしています。
3日前、防水テープを巻いて応急処置をしましたがダメだったようです。
エコキュートの機能を止めたとしてももし凍ったら大変なことになる。
今の時期、氷点下になりますから止めるわけにはいきません。
3日前、防水テープを巻いて応急処置をしましたがダメだったようです。
エコキュートの機能を止めたとしてももし凍ったら大変なことになる。
今の時期、氷点下になりますから止めるわけにはいきません。
業者が忙しくてつかまらず、施主様も困っています。
私も一応資格者なので出来ないことは無い。
新設はあるけど交換は初めてです。
困っていたら何とかしてあげたい。
・・・やってみましょう!!
ということで2日前(一昨日)の記録です。

断熱材が朽ち果てていますね。

パナソニックのエコキュートです。
もう10年経つようですが使われているホースが紫外線に弱いこともあり、断熱材が朽ちた隙間から劣化が進んだのかも知れません。
もう10年経つようですが使われているホースが紫外線に弱いこともあり、断熱材が朽ちた隙間から劣化が進んだのかも知れません。

問屋から部品が届きました。
使用するのはオンダの特厚カポリエコキュート配管パックです。
ネットで探したら商品が見つかると思ったら新商品なのか見つかりませんでした。
慌ててゴミの中から拾い出してクシャクシャになっていますがご了承下さい。
(^_^;
確かに厚くて固い!
確かに厚くて固い!
さすが特厚です。
これはなかなか裂けそうにありません。
しかも面取り不要だそうです。
通常なら1万円前後する専用の面取り工具を使わなければいけないんですがこれはありがたいですね。(最近の配管セットには簡易的な面取り工具が付いているものもあります。)
これはなかなか裂けそうにありません。
しかも面取り不要だそうです。
通常なら1万円前後する専用の面取り工具を使わなければいけないんですがこれはありがたいですね。(最近の配管セットには簡易的な面取り工具が付いているものもあります。)

ではヒートポンプユニットのカバーを外してみましょう。

カバー内の断熱材はそのままですね。
カバーからはみ出ている断熱材は朽ちています。
カバーからはみ出ている断熱材は朽ちています。

貯湯ユニットの真ん中に漏電遮断器があるのでフタを開けて電源を切ります。
電源を切らないとヒートポンプのファンが回りっ放しで私が凍ってしまいます。
(^_^;
電源を切らないとヒートポンプのファンが回りっ放しで私が凍ってしまいます。
(^_^;

脚カバーを開きます。

やはりカバーの中の断熱材は大丈夫ですね。

右下にあるバルブをひねって給水を停止。

これで水の供給はストップします。

しかしこれで水流が止まるわけではありません。
タンクの中のお湯がそのまま出てこようとします。
最近のエコキュートはタンク内のお湯は止まりますが、初期に販売されたエコキュートは止まらないものがあります。
タンクの中のお湯がそのまま出てこようとします。
最近のエコキュートはタンク内のお湯は止まりますが、初期に販売されたエコキュートは止まらないものがあります。
知り合いに聞いたらタンクのお湯を全部出し切らないとヤケドするでよ~、と脅されます。
だからと言ってこのままタンクの中のお湯が無くなるまで数時間も待てません。
だからと言ってこのままタンクの中のお湯が無くなるまで数時間も待てません。

そこでこれを使います。
径13のキャップナットです。
これで強制的に水流を止めます。
径13のキャップナットです。
これで強制的に水流を止めます。

まず工具で、ある程度緩めてから手で回していきます。
そろそろ外れるかな、というところで全集中・・・
そろそろ外れるかな、というところで全集中・・・

どわーっ!!

素早くキャップナットを持って慌てず、と思いながら慌ててキャップナットを閉める!!
オリャーッ!!
オリャーッ!!

結局、もたついたら濡れました。
さぶっ!!!
お湯の方はヤケドするほど熱いので厚手の手袋をはくとマシちゃうかな?
でも逆流して出てこない瞬間があったのでその時にキャップナットを閉めたら大丈夫でした。
水の方を先に閉めたからお湯が逆流したのかな?
さぶっ!!!
お湯の方はヤケドするほど熱いので厚手の手袋をはくとマシちゃうかな?
でも逆流して出てこない瞬間があったのでその時にキャップナットを閉めたら大丈夫でした。
水の方を先に閉めたからお湯が逆流したのかな?

次はヒートポンプの方を外します。

先にこちらを外してしまうと熱いお湯がどんどん出て来るので気をつけましょう。

最初にエコキュートを設置する時に往きと戻りの管を抱かせてテープで巻いてあります。
それだけなら2本同時に引っ張り出せば簡単なのですが、その上に電気の線も抱かせているのでそのまま引っ張り出せません。
几帳面な仕事でいいのですが、こういう交換の時は困ります。
でも電気は触りたくないですね。
このためだけに電気屋を呼ぶわけにもいきません。
仕方ないのでカッターで巻いてあるテープを切ってバラしていきます
それだけなら2本同時に引っ張り出せば簡単なのですが、その上に電気の線も抱かせているのでそのまま引っ張り出せません。
几帳面な仕事でいいのですが、こういう交換の時は困ります。
でも電気は触りたくないですね。
このためだけに電気屋を呼ぶわけにもいきません。
仕方ないのでカッターで巻いてあるテープを切ってバラしていきます

うお~、手が届きにくい!

貯湯タンク側もこのサイドカバーを外してテープをカットしていきます。

ぐお~、なかなかしんどいです。
(^_^;
(^_^;

ふ~っ、やっと引っ張り出せた。

裂けたところを見てみるとカッターで切ったような感じに裂けています。

新しい管を通します。

特厚なので丸めているクセが付いていて通りにくいですが何とか通しました。

付属の断熱材を通し入れておきます。

オンダの専用ダブルロックジョイントの内管の長さを決めてシールを貼り、内管をはめ込みます。

シールを貼ったところまで・・・

ヨッと!・・・キチンと入りました。

接続先のピンを外してジョイントを取り外します。

架橋ポリが固いのでそのまま接続するよりジョイントを外した方が締め付けやすいです。

締め付けたらジョイントを元に差し込んでピンを留めたらOKです。

湯と水のシールを貼っておきます。

さて今度は貯湯ユニット側です。
湯と水の左右を間違えないように。
湯と水の左右を間違えないように。

いざ、勝負!!

うお~!!あっつぅ~!!今度はお湯が止まってくれん!!

ふぅ~っ!何とか接続。
・・・あれ?お湯が出よる・・・。
お湯がヒートポンプを回ってきて反対の架橋ポリの先からお湯が出よる!!
・・・これは水から繋いだ方がいいのかも・・・。
・・・あれ?お湯が出よる・・・。
お湯がヒートポンプを回ってきて反対の架橋ポリの先からお湯が出よる!!
・・・これは水から繋いだ方がいいのかも・・・。

ということで水から繋ぎ直しました。
別にヤケドをするほどでも無かったですね。
寒すぎて熱さを感じなかったかな?
別にヤケドをするほどでも無かったですね。
寒すぎて熱さを感じなかったかな?

エア抜きをします。

てっぺんに逃し弁レバーがあるので上に上げます。

水を供給します。

水が満タンになってオーバーフロー水が排水口から出てきたら止めて漏電遮断器のスイッチを入れて電源を入れます。

漏水も見られないのでインシュロックで締め付けてお湯と水のシールを貼ります。

こちらもインシュロックを締め付けてカバーを取り付けます。

今度はテープでぐるぐる巻きにできないので箇所箇所にインシュロックを締め付けてあげたら完了です。

何とか取り付け完了しました。
屋内のリモコンも動作しています。
施主様が安心できて良かったです。
(^_^)