シニア旅日記 あちらこちら

シニアでもエネルギッシュにあちらこちらへ、旅の記録です。

”高田割”で陸前高田の歴史ある「ホテル三陽」に宿泊しました

2024-03-30 19:03:21 | 旅行

 震災から13年、東日本大震災津波伝承館の見学と陸前高田市内の復興の様子を確認すべく、陸前高田の歴史ある「ホテル三陽」に宿泊しましました。実は、宿泊代3000円引+買い物1000円券がセットされた”高田割”を使っての宿泊です、さらにいろいろ特典がある高田パスポートをいただき、有効に活用しました。

ロビーまわりです。こちらのホテルは、高田市内より少し離れた高台にあるため、津波の被害から免れた貴重なホテルです。

その歴史は、昭和の初頭に高田松原にあった料亭「松仙閣」に由来します。昭和11年に、長部港に三陽旅館を開業、昭和53年に現在地に移転したそうです。

貴重な当時の高田松原の写真などがホテル内に展示され、その歴史を物語っています。

いろいろ高田市内のホテルを調べましたが、市内中心部は津波被害の為、趣きのある旅館ホテルはなく、高台にあったこちらのホテルが残りました。

きれいな食堂でした。

室内も質素ですが、手入れが行き届いていて、散りひとつない清潔さで好感が持てます。

ホテルの周辺も庭になっていて散策も可能。

45号線沿いです。右に行けばすぐ気仙沼エリアです。

いたってシンプルな朝食ですが、美味しくいただきました。

北限の柚子だそうです。

小岩井のぶどうジュースです。

津波被害にも合わず、奇跡的に残ったこちらの「ホテル三陽」は、その名の通り、朝、昼、晩と陽があたる、静かでくつろげるホテル間違いなしですね。

「ホテル三陽」のHPは  こちらです

 

 

 


”福島割”で岳温泉「碧山亭」に2年ぶりに宿泊、光輝く”鏡が池”が素晴らしいの一言です。

2024-02-24 16:30:37 | 旅行


福島県内のホテル旅館の宿泊で3000円の割引きを受ける”福島割”が実施されているということで、2年ぶりに、岳温泉「碧山亭」に行ってきました。ここは、格安ホテルのIグループでも若干割高ですが、今回の割引を受けて 2人で16000円ほどでした。(一般的には1人分ですね)
”鏡が池”という文字が頭に来ています。
それもそのはずで、
目の前が「鏡ヶ池公園」で、まるでホテルのプライベートレイクのようです。


公園には、東屋もあり、また餌やりをしているのか、カモも住み着いているようです。
この日は、穏やかな晴天に恵まれ、ラウンジにも明かるい陽ざしが入り、ゆったり気分です。


岳温泉の歴史は古く、山崩れなどの災害もあり、数度にわたり、温泉地の場所を変えています。古くは、建て替え中の”くろがね小屋”付近から湧泉し、それをいまも延長8kmほど木管を使って、岳温泉エリアまで引き湯しているそうです。
こちらのセールスポイントは、通常のバイキング(アルコールもOK)のほかに、和食膳が用意されているので、ゆったり食事ができることです。
朝食もほかのグループのバイキングに加えて、地物の提供に苦心しているようです。
朝食後、池の周りを散策するのがいつもの楽しみです。


「碧山亭」は、温泉街を少し下った場所にあり、ここだけプライベート感があり、Iグループでもリピーターが多いと聞きます。
温泉は、木管を使った引き湯の為、定期的に煙突掃除のように、大きなブラシで清掃します。ちょうどこの日は清掃日だったのか、大浴場、露天風呂とも湯の花できれいな黄色一色、温泉気分を満喫した1日でした。

チェックアウト後、温泉街を散策、カフェを巡ります。



紅葉の磐梯山周辺と東山温泉1泊の旅

2023-11-01 12:43:30 | 旅行

95歳義母のボケ防止のためのドライブ&カフェランチ巡りです。

いつもは年末に、亡き義父共々1泊旅行を実施していましたが、

混雑を避けて、東山温泉への1泊旅行に変えました。

格安のIグループの温泉で、紅葉の季節、露天風呂がついている部屋が

取れたので、レッツゴーです。福島飯坂インターからフルーツラインを経由、

高湯温泉を抜け、磐梯吾妻スカイラインの浄土平展望台で、休憩です。

土湯峠を越え、岳温泉に入り、「空の庭 レストラン」で昼食です。

レストランは、こちらで。

二本松 岳温泉「空の庭 自然レストラン」は癒しの高原リゾートでした。

昼食後、国道115号線にもどり、周辺の紅葉を楽しみながら

ひたすら猪苗代湖を目指します。49号線から旧道の白河街道を抜けて、

白虎隊で有名な飯森山の裏手に出ます。ここから、東山温泉方面に数分走ると、

温泉入口に「お秀茶屋」の看板が見えます。

「お秀茶屋」は、

東山温泉入口にある奴老ヶ前「お秀茶屋」で田楽をいただきました。

「お秀茶屋」でみそ田楽を堪能したあと、会津若松市内の「御薬園」を散策します。

会津藩の薬草園でしたが、戊辰戦争を乗り越えて当時の建物が今も保存されています。

お抹茶をいただくつもりでしたが、間に合いませんでした。

その代わりではありませんが、カモがお出迎えしてくれたので、お礼にエサを。

夕方には、今日の宿に到着しました。シニア旅には、露天風呂がついた

部屋など無縁でしたが、割引きもあり、宿泊できました。若松市内を眺望できます。

夜景もきれいでした。

夕食は、当ホテルグループ自慢のバイキング料理と

アルコール・ソフトドリンク飲み放題です。いま流行りの”オールインクルーシブ”、

夕食時限定ですが。つい食べすぎ飲みすぎになってしまいます。

翌日、ホテルを後にし、東山温泉街を一周し、創業文政二年の老舗「松本家」で羊羹を購入しました。

会津若松市内を一望できるということで、温泉街の東側、

猪苗代湖との境に位置する「背あぶり山」に向かいましたが、

朝もやで市内は、霞んでいました、残念。

市内中心部に入り、「會津壱番館」で珈琲タイムです。

野口英世が医学の基礎を学んだ「旧會陽医院」を改装。野口英世青春館が併設されています。

ノスタルジックな雰囲気が抜群です。モーニングもあり、珈琲回数券もあるようで、

地域の皆さんにも愛されてます。

ユニークなカップです。

バタバタと若松市内を後にし、以前から気になっていた喜多方の新宮熊野神社に向かいます。

神社の由来は、前九年後三年の役までさかのぼります。手前の大きな木は、大ケヤキです。

うっそうとした参道です。

こちらに神社の拝殿「長床」で有名です。カメラに収めるのも苦労します。

大イチョウもまた、有名です。黄色く色づいたイチョウを期待していましたが、ご覧のとおりです。

それにして立派な大イチョウでした。

せっかく喜多方に来たというので、市内に向かい喜多方ラーメンを賞味。

「ひさじ屋」は住宅街の奥に店舗を構えていました。

チャーシュー麺です、スープは抜群でした。

喜多方から、国道459号線を東進し、檜原湖に入り、「裏磐梯高原ホテル」で休憩です。

磐梯山を望みます。

「秋の日は釣瓶落とし」ということで、そそくさと檜原湖を後にし、西吾妻スカイバレーから、

山形米沢へ向かいます。途中のパーキングで、ススキ、檜原湖、磐梯山がそろい撮影できました。

白布峠を越えて米沢に入り休憩、一路仙台に向け、高速に乗りました。

 

天候にも恵まれ、紅葉の吾妻山、磐梯山周辺、喜多方を巡り、

義母も満足してくれたようです。

 


二十数年ぶりの京都旅⑦ 京都市内”街探”3万歩 街歩き編

2023-10-17 10:52:59 | 旅行

 

 二十数年ぶりの京都旅もあと一日半、ということで京都市内を”街探”することにしました。約3万歩、20㎞ほど歩きましたが、多少アップダウンはありますが、ほぼ平坦地、歩きやすかったです。

烏丸五条のホテルからスタート、鴨川を渡り30分ほどで三十三間堂に到着。

千体の観音様、風神雷神像、観音二十八部衆像など迫力に圧倒されます。

清水寺方面に向かうと、早くも男女ペアの観光客が着物姿でビシッと決めています。

清水寺に入ると、観光客、修学旅行生で大渋滞、こちらにも着物姿の女性の一団がスマホでバンバン撮影中です。

清水寺の懸造りの舞台はさすがに迫力があります。

産寧坂から二寧坂方面に向かいます。

行き交う人ですれ違うのも気を使います。

スタバのお店に行きたかったのですが、行列で断念しました。

風情のある花見小路や古宮川町通を抜けます。

こういう路地を歩くのは、楽しいものです。

鴨川を渡り、佛光寺境内の「D&DEPARTMENT  KYOTO」でお土産品を選びました。

四条河原町の花遊小路に入ります。多少ドキドキ感が。

狭い路地に飲食店と雑貨店がいくつも並んでいます。

柳小路は、さらに、通路の幅が70cmとかで、隠れたお店を探す”街探”は最高です。

錦市場は、とんでもない人出で行き交うのがむずかしい位です。英語、中国語、スペイン語、東南アジアの言葉?が飛び交っています。

先斗町ですが、ここはほとんど日本人はいないと思える位、欧米人で一杯。居酒屋の店内を覗くと、ほとんど欧米人ばかり、どうやら居酒屋パックツアーがあるようです。

当然ですが、飲食店、お土産品店で働く人々は、英語、中国語などで普通に会話されています。

 

翌日は、烏丸三条の六角堂からスタートです。

地域住民に親しまれているお堂で、なぜかホットします。

お休み処で、京都に来て初めてお抹茶をいただきました。

すぐ近くにある新風館です。こちらは、元NTTのビルを改装

ホテルも併設、おしゃれ感 120%。

いつかまたゆっくり訪れたいエリアです。

京都駅に近い、東本願寺の「渉成園」を訪れて、4泊5日の旅も終了です。

静かな庭を見学、静寂と共に普段の生活に戻ります。いつか再訪する機会があれば、庶民の生活の場を

また歩いて探訪しようかと思います。


二十数年ぶりの京都旅⑥ おばんざい料理「綴(つづり)」「いしかわ」編

2023-10-16 10:59:37 | 旅行

京都の家庭料理おばんざいのお店、「綴(つづり)」と「いしかわ」で夕食です。

「綴(つづり)」は、ホテルの近く四条烏丸にあります。

”居酒屋でしょう”と言えばそれまで、カウンターに並べたおばんざい料理を目の前でオーダーするその雰囲気を楽しみましょう。

 

 

 

 

京野菜がカウンターに並んでます。

暗くなると、また町屋の風情が楽しめます。

お店によってメニューも様々、料金的にも居酒屋+αというところでしょう。

季節の野菜とおばんざい「綴(つづり)」のHPは   tuzuri-kyoto.com

 

「いしかわ」は、地下鉄「烏丸駅」から徒歩5分くらい。町屋の奥にあります。

料金もリーズナブル。

 

カウンターに並ぶおばんざい料理が魅力です。

2Fも以前は畳敷きだったようですが、椅子席に代わってます。

やはりカウンター席が人気です。

暗くなると路地に灯る電球色の照明がなんとも言えず風情があります。

”こういう路地の奥の隠れたお店を探す” 京都ならではの楽しみ方でしょうね。

お数家「いしかわ」のHPは  okazuya-ishikawa.com