ケーブルの自作を楽しまれる方向けの情報です。
今回は応用範囲の広い「2芯シールドケーブル」を使って、次のケーブルを作る際の結線方法(芯線やシールドとプラグの接続方法)を詳しくご説明いたします。
<今回ご説明するケーブル結線方法>
(1)XLRケーブル[標準接続/クロス接続]
(2)XLR→RCA変換ケーブル(2番HOT用)
(3)XLR→RCA変換ケーブル(3番HOT用)
(4)RCA→XLR変換ケーブル(2番HOT用)
(5)RCA→XLR変換ケーブル(3番HOT用)
変換ケーブルについては、「シンプルな結線方法」と「音質を重視した結線方法」の2種類を説明しています。
また、CDプレーヤー等の出力機器は電子回路方式のXLR出力を想定しています。(最近は非常に少ないですが、トランス方式のXLR出力の場合は結線方法が異なります)
1.使用材料
使用する材料の種類は次の4つです。
(1) 2芯シールドケーブル
(2) RCAプラグ
(3) XLRプラグ(メス)
(4) XLRプラグ(オス)
4.ケーブル結線方法
(1)XLRプラグ[標準接続/クロス接続]
(2)XLR→RCA変換ケーブル(2番HOT用)
(3)XLR→RCA変換ケーブル(3番HOT用)
(4)RCA→XLR変換ケーブル(2番HOT用)
(5)RCA→XLR変換ケーブル(3番HOT用)
今回はケーブルの種類ごとに、ケーブル本体「2芯+シールド」をどのようにプラグに接続したら良いかについて、詳しく説明いたしました。
変換ケーブルの「音質を重視した結線方法」は製作の手間も増えますが、シールド線に音楽信号が流れないため、音質的にはより有利となります。
尚、ケーブル工房TSUKASAの変換ケーブルは、基本的な考え方は「音質を重視した結線方法」と同じですが、ケーブル本体の構造が「銅単線4芯+シールド」のため、結線はさらに複雑になっています。
今回の結線方法の図が、ケーブルを自作される際の参考になれば幸いです。
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