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「夜明けの街で」

2011-12-17 17:17:43 | 書籍レビュー
「夜明けの街で」 東野圭吾
角川文庫

『不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた。ところが僕はその台詞を自分に対
 して発しなければならなくなる―。建設会社に勤める渡部は、派遣社員の
 仲西秋葉と不倫の恋に墜ちた。2人の仲は急速に深まり、渡部は彼女が抱
 える複雑な事情を知ることになる。15年前、父親の愛人が殺される事件が
 起こり、秋葉はその容疑者とされているのだ。彼女は真犯人なのか?渡部
 の心は揺れ動く。まもなく事件は時効を迎えようとしていた・・・。
                        (文庫裏表紙より。)』


うーーん
面白かったような、そうでもないような・・

とにかく、一番感じたことは、「馬鹿な男だなぁ」ということです。笑

不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた。
―でも,どうしようもないときもある。


・・・って,結局ほかのオヤジと一緒じゃんか!!!笑
と,冒頭から突っ込んでしまいます。


結末はさすがに、ちょっとひねってあるな、と思えました。
アリバイとして「クラリネットを吹いていた」という秋葉の証言を確認したという描写が出て来なかったと思うので、それは引っかかりましたが。
でもまぁ謎解きは良しとして、その後の物語の終わり方が微妙。
なんかなあ。
「少し怖い話にしたかった」「これを読んでも不倫をする人は止めません」とかいう宣伝文句があったけど、
全然怖くなかったです。もっとぞっとするかと思ってた。
私は男じゃないからかな?
あと、なんか”事件”と”不倫”が、関係あるんですけど無いように思えてしまって、内容が薄く感じました。


映画の宣伝を凄くよく見かけましたね。
キャストは、渡部:岸谷五朗 秋葉:深田恭子 渡部の妻:木村多江。
毎日前を通る本屋さんにも広告があるので毎日見るんですよ毎日。
あれだけ宣伝されると、真相が気になるじゃないですか。笑
ただ、映画は、「岸谷五朗じゃリアルすぎて、きもちわるい」という理由で見たいと思いませんでした。
「岸谷さんがセクシーで良かった」って映画レビューで言ってる方もいるので、
もちろん演技は良いのでしょうし、観れば魅力的に映るのかもしれませんけど・・。

わかります?
不倫モノなんて、現実味が無いぐらいカッコイイ人じゃないと、気持ち悪いんですよっ!笑
岸谷さんじゃ、実際に会社員にいそうで、気持ち悪い。笑
友達にその話したら「私の友達も言ってたー。中村トオルとか佐藤浩市とかならいいのにって言ってたら、読んだ子が「それじゃくたびれたサラリーマン感が出ないんだよ!」って力説してたー。」って。
くたびれたサラリーマン感はともかく、その二人だとどうしようもなく情けない男感が難しいかもしれませんね・・。

宣伝効果アリすぎで,なかなか脳内で中村トオルにできませんで苦労しました。笑
大分足掻いたのですが、結局岸谷さんと深キョンになりました。


深キョンつながりで、
「私はシャドウ」最終回見ましたよb 粋な終わり方だったんじゃない^^
あれも、後半はそうでもないですが不倫(浮気)でしたね。
藤木直人なら見れます。笑 相手は若い子じゃなくて上司だったけどね。
上司が石田ゆり子ならしょうがないよなー。笑



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>画像  聖司くん 模写(「耳をすませば」)
     ’11年11月掲示板投稿作品。

夜明けの街でですよw 「奇跡だ!本当に会えた!」

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