「黒いハンカチ」小沼丹、1957年~58年
創元推理文庫
『A女学院のニシ・アズマ先生の許にちょっとした謎が持ち込まれる、あるい
は先生自らが謎を見つけ出す。すると彼女は、鋭い観察眼と明晰な頭脳でも
ってそれを解き明かすのだ!
飄々とした筆致が光る短編の名手による連作推理全十二編。
(文庫裏表紙より。)』
ビブリア5巻に登場する小説です。
なんだか不思議な描き方ですね。
主人公のニシ・アズマ先生は、特別クールでもなくミステリアスでもなく、
愛嬌のある普通の女性という感じ。もちろん推理力や観察力はあるのですが。
別に好きでグイグイ事件に首を突っ込むわけではないのですが、
気づいたら推理していて解決する、そんな感じ。
事件が落ち着いたあとに周りの人にせがまれて推理を披露するときに、よく喋ってる。笑
ビブリアではリュウちゃんが、この主人公は智恵子さんに似ていると言っているけれど、そうでもないと思う。
事件はすべて解決するし、トリック的なものは大体明かされているのだけど、
どうして犯行が行われたのかとか、背景的なものは描かれていないことが多いです。
そのため、なんかフワッとしています。
外国のミステリー文学とかでありそうな雰囲気ですねぇ。
少し変わった雰囲気だし、面白くないこともないけど、私はちょっと微妙と思ったかな。
あと独特な部分が漢字にされていたりして、少し読むのに戸惑いました。
「真逆」とかね。
何度「まぎゃく・・・まぎゃく!? ・・・Σ「まさか」か!!!」と頭の中で繰り広げたことか。
>画像 ニシ・アズマ女史 イメージ
gooツール。
髪の長さとか描写、無かったと思うのですが、あったらごめんなさい。
創元推理文庫
『A女学院のニシ・アズマ先生の許にちょっとした謎が持ち込まれる、あるい
は先生自らが謎を見つけ出す。すると彼女は、鋭い観察眼と明晰な頭脳でも
ってそれを解き明かすのだ!
飄々とした筆致が光る短編の名手による連作推理全十二編。
(文庫裏表紙より。)』
ビブリア5巻に登場する小説です。
なんだか不思議な描き方ですね。
主人公のニシ・アズマ先生は、特別クールでもなくミステリアスでもなく、
愛嬌のある普通の女性という感じ。もちろん推理力や観察力はあるのですが。
別に好きでグイグイ事件に首を突っ込むわけではないのですが、
気づいたら推理していて解決する、そんな感じ。
事件が落ち着いたあとに周りの人にせがまれて推理を披露するときに、よく喋ってる。笑
ビブリアではリュウちゃんが、この主人公は智恵子さんに似ていると言っているけれど、そうでもないと思う。
事件はすべて解決するし、トリック的なものは大体明かされているのだけど、
どうして犯行が行われたのかとか、背景的なものは描かれていないことが多いです。
そのため、なんかフワッとしています。
外国のミステリー文学とかでありそうな雰囲気ですねぇ。
少し変わった雰囲気だし、面白くないこともないけど、私はちょっと微妙と思ったかな。
あと独特な部分が漢字にされていたりして、少し読むのに戸惑いました。
「真逆」とかね。
何度「まぎゃく・・・まぎゃく!? ・・・Σ「まさか」か!!!」と頭の中で繰り広げたことか。
>画像 ニシ・アズマ女史 イメージ
gooツール。
髪の長さとか描写、無かったと思うのですが、あったらごめんなさい。
>「黒いハンカチ」
あれ?と思って改めてビブリア5巻を読み直して、あーそうだったのか!と見落としに気付きました。
5巻全体での時系列の謎や、前後の章でのエピソードの強烈さに完全に気を取られておりましたので…
「森を見て木を見ず」だったとちと反省しております。
タイムラグ的に、そろそろ6巻の話題が出てくるかな?と期待しておりますが、次の巻は謎解きというよりかなりドロドロした復讐劇になりそうな気もしますが
5巻の登場本の中で一番気になったのです。
ヒロインは飄々としてるといえばしてるのですが、ちょっとイメージと違いましたね。
次の巻ドキドキします!