ひまわりのちいさなつぶやき

日々思うこと、感じたことをつれづれなるままに綴っていきます。

子ども・若者を戦場に送らない その2

2018-06-10 16:45:56 | 平和のために

 

    戦争する国づくりを許さない  

 

   アンネの薔薇           (2005年6月)

雨の中「九条」署名に立つわれの今できること子らの未来に

アンネの薔薇咲いてゐるとかふたりして探しゆくなり初夏の教会

雲ひとつない青空に「かげおくり」ちいちゃん一家の記念写真に

だれしもが「みんなちがつてみんないい」みすゞの詩を心に点す

 

   さくら                 (2013年12月)

旧仮名をなほすくらゐのことならばしても良からむ憲法条文

オリンピック招致が決まり被災地の子らの笑顔が映し出される

小畑川さくらまつりに集ふ人福島からの人もゐるらむ

「サイタサイタ サクラガサイタ」こゑ揃へ唱へし子らはヘイタイになり

 

   円山集会               (2014年5月)

雲間より細く陽の射す円山に老若男女の歌声ひびく

虹色のマントをまとふ十九歳「秘密保護法」の裏側語る

九条の主語は日本国民だ。広場の空を飛ぶ鷲のかげ

若者より年を取りたる人多ししづかなデモが延々つづく

 

   戦争準備                (2015年6月)

少年のやうに首相が言ひ募る「閣議決定」の「く」が不明瞭

ぐづぐづと心が燃える昼の底上がる焔に水を注がな

「非常時の」「周辺事態に」曖昧な言葉あふれて眠れなくなる

始まりの日なのにテレビは映さない国の進路を担ふ審議を

 

   戦争反対                 (2015年8月)

まるまると栃の実のなる木の下を傘さし歩く平和のために

見守られ見張られもする雨のなか白き制服の警官たちに

「安保法制」強行採決の有り様をつぶさに見たり白サルスベリ

黒塗りで提出されたる議事録の安倍政権の終はり始まれ

雨上がりやうやく聞こゆる蟬声に「戦争反対」の声を重ねる

 

   忘れない                  (2016年9月)

眠らない一夜とならむ長月の十六日の国会前は

民の声さへぎるやうに並びゐる警察車両は大蛇(をろち)のごとし

再びの強行採決手を下げて立ち尽くしたりテレビの前に

テレビ消し包丁を取る秋の暮れキャベツ切る手に力が入る

                 *

「戦争する国づくりを許さない」の「り」を持ち歩く2.5㎞

                 *

早朝に「共謀罪」の通りし日 小林多喜二の「母」を見に行く

 

     これはまさにアベ政権の悪政の歴史です!

     3000万人署名は、いま1350万人分になったようです。

     あと一歩ずつ、みんながやれば到達できるでしょう!

 

 

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