FileMakerの事前検証について考えてみます。
実は試行錯誤でマスター登録、伝票入力のパターンを以前作成してみました。本来のFileMakerの機能を一通り理解することなく、目的のプログラムの機能として必要な情報のみネットで収集しながら作成したため、それらが正しい方法か、他に良い方法があるのではないかなどの疑問が残る状態です。今回、企業が運用できるレベルの業務システム構築を目標としてFileMakerを検証し代替案も含めて精査するための項目を設けてみました。
1.環境
1.1.実行環境と開発環境の棲み分け
2.データベース機能
2.1.複数列のプライマリーキーの設定
2.2.レコードの明示的なロックと解放(読み取り一貫性)
2.3.トランザクション処理(COMMITとROLLBACK)
2.4.番号管理(伝票番号等の自動採番)
2.5.SQL文の代替機能(select, insert, update, delete)
2.6.電源の瞬停などによる自動リカバリー機能
3.利用者と管理者
3.1.アカウントとプログラム動作の制御
4.プログラム
4.1.プログラムの二重起動の制御
4.2.個別画面と共通画面の棲み分け
4.3.入力画面でのキャンセル処理
4.4.サーバープロセスの設定
4.5.バッチ処理プログラムの起動と他プログラムでの制御
以上です。