
キャン太です。
今朝お母ちゃんは、甲羅に隠れる首の内側に異変を見つけました。
赤く擦れたように見えたのです。
「キャン太、ちょっと、ちょっとこっちおいで」
と言い、温かな水で寛いでいたボクを手に乗せました。
なんか、ボクは嫌な予感がしました。
直前まで、ボクたちは“クンクン遊び”をしていました。
お母ちゃんの手のひらや手首を、ボクがクンクンするんです。
最初は指なんですが、手のひら、手首、セーターの袖口とクンクンが移動します。
夢中になると、ボクはグ~っと首を後ろに反り、時にはひっくりカメってしまいます。
この遊びで首が擦れたと思ったようです。
さて、お母ちゃんはボクの頭の上側から甲羅に隠れた首の奥、手の付け根まで真剣な顔でじーーっと見ました。
だけどボクは、温かな手の上でだんだん気持ちがよくなってしまい、さっきの嫌な予感が薄れてきちゃいました。
ウトウトと目を細め、お母ちゃんが下から甲羅の内側をじーーっと除きこんでも、とろりんこ。
足は指に掛けて、シッポだらりんです。
・・・ところで、先の“異変”ですが、甲羅の内側はまだ黄色で、黄色部分がライトの加減で赤く見えたのだと判明しました。
この写真のボクの甲羅、シッポに近い向かって右が赤茶色に見えるように。
(ライトがないと、甲羅は全体が黒く見えます。)
「なんか、前にも似たことがあったような・・・」
ボクは思い出しました。
以前、鼻の下が白いとかどうのと騒いだよな・・・。
あの時も勘違いだったような。
まったく、こんな年の瀬にカメ騒がせなんです、うちのお母ちゃん。