世間のしきたりとして「上座(かみざ)」というものがあります。
ヨットにも上座というものがあって、それは最船尾のちょっと高い位置にある「オーナーズチェアー」と呼ばれる場所かもしれません。
ヨットにも上座というものがあって、それは最船尾のちょっと高い位置にある「オーナーズチェアー」と呼ばれる場所かもしれません。
「最船尾の高い位置」は、全体が見渡せるので、指揮官の座る位置として合理的だと思います。
ちなみに下座(しもざ)は、船首部(Fore the mast)です。
私は、機走時は、右舷のオーナーズチェアに座り、足元のオートパイロットの操作と見張りをするという態勢が好きです。
だから、この位置のカップホルダーは必需品なんです。
だから、この位置のカップホルダーは必需品なんです。
風の弱いときなら、エクステンション・ティラーを使ってズボラ(笑)をすることも可能ですよ。
また、傾いたトランサムの場合、オーナーズチェアを後方に突き出すことによりデッドスペースの有効利用となりますね。なにより、空中浮遊感があって気持ち良いです。(しかしレース艇の場合は、スターンヘビーになるのでお勧めできません。)
ところで、海外では"Owners chair"とは呼ばないみたいです。
Perch seats とか Rail seats とか Pulpit Seats と呼ぶみたいです。(Owners chairで検索しても出て来ず、こちらの語ですとヒットしましたので、多分そうなんだと思います。ネイティヴに直接聞いたわけではありません。)
SternをくっつけてStern perch seats とか Stern rail seats とか Stern pulpit seats とも呼ぶようです。
Perchとは(鳥の)止まり木、(座れる)高い場所のことですから、そのまんまですよね。
Rail seatsは、スターンパルピットのレールに取り付けるシートという構造的な言い方ですね。
Stern Pulpit Seats も設置位置を示すそのまんまの呼び方ですね。
オーナーズチェアに近い呼び方としてはAdmiral seatでしょうかね。
いずれにしても操船に直接携わる人のための設備ではないから、Captain's seatではない。
日本における"オーナー"のニュアンスも、いわゆるオーナー&スキッパーではなく、純粋なオーナー(つまり操船には関わらない人)のイメージですよね。
Perch seats とか Rail seats とか Pulpit Seats と呼ぶみたいです。(Owners chairで検索しても出て来ず、こちらの語ですとヒットしましたので、多分そうなんだと思います。ネイティヴに直接聞いたわけではありません。)
SternをくっつけてStern perch seats とか Stern rail seats とか Stern pulpit seats とも呼ぶようです。
Perchとは(鳥の)止まり木、(座れる)高い場所のことですから、そのまんまですよね。
Rail seatsは、スターンパルピットのレールに取り付けるシートという構造的な言い方ですね。
Stern Pulpit Seats も設置位置を示すそのまんまの呼び方ですね。
オーナーズチェアに近い呼び方としてはAdmiral seatでしょうかね。
いずれにしても操船に直接携わる人のための設備ではないから、Captain's seatではない。
日本における"オーナー"のニュアンスも、いわゆるオーナー&スキッパーではなく、純粋なオーナー(つまり操船には関わらない人)のイメージですよね。
これは、マリーナで見つけたアイデアもののオーナーズチェア。
スターンパルピットの上に取り付けているので、ずいぶん高い箇所に座面がありますね。ここからの眺めは爽快そうですよ。
DIYかと思われますが、しっかりと取り付けてあります。
さすがにセーリング中の使用は控えた方が良さそう?
追伸
オーナーズチェアで物を落とすと高い確率で、水面下に消えることになります。
だから、スマホを操作するときは、必ずストラップを付けるか、コックピット内に降りてから操作することをゲストにはお願いすることにしています。