リコール該当車だからって の続きです。
もちろん、ほとんどが今すぐ壊れる訳でもありませんが、
特定の状況下で使われている場合、不具合発生率が上がる場合もあります。
マイカーは、ユーザーである皆さまの、日頃の大切な足であり、財産。
ニュースにはなりますので、各メーカーのHPで該当かどうかチェックしましょうね。
内容が分からなかったら、聞きましょうね。
昨日のように、分かりやすくご説明します。
(と未然防止しとかないと、昨日のような
自覚のないクレーマー気質の人に、突っ込み入れられそうだからねw)
※当社は、ユーザー様へリコールのお知らせをしておりますが、
中古車販売店でも、ディーラー(新車購入の)でも、
メーカー(のお知らせハガキ)任せ、
車検で入庫しても、未実施というケースもあります。
最近ですと、
日産のリアゲートのダンパーのリコール(回収・無償修理)
で負傷事故が起きています。
石垣島で今月4日、
6年落ちのセレナの該当部品が破裂、リアゲートを動かしていた人が肩に軽傷。
(異音がしたためユーザーが開け閉めして確認していたところ、部品が当たった)
4月にリコールは発表されていましたが、
これまでに点検が済んでいるのは6割ほどだそうだ。
昨日の記事に合わせて書くと、4月の段階で
(7年間、72万台以上の中の一部が対象で、
不具合は、これまでに5件発生、事故は起きていない)
だったが、3か月で8件増えている。
日産自動車が国土交通省にリコールを届け出ていた「セレナ」のドア部品が破損し、所有者が軽傷を負った問題で、同省が同社に対し、被害の起きた沖縄県や沿岸部で改修を優先するよう要請していたことがわかった。
同省が特定の地域を指定して改修を指示するのは異例という。
同社は今年4月、「セレナ」など12車種約72万台について、腐食防止の塗料が不適切だったことで、破損の恐れがあるとしてリコールを届けていた。
同省などによると、今月4日、沖縄県内で、セレナの後部ドアの部品が破損し、所有者が軽傷を負った。
同事故を含み、これまで同社に報告された13件の不具合のうち9件が沖縄県、1件が鹿児島県の奄美大島だった。
海の潮風で腐食が進行した可能性が高く、同省担当者は「要請による早期の改修が必要と判断した」と話した。(7/16 読売新聞)
ダイハツも、同じメーカーの部品を使ってるらしい。
(8年半、80万台の中の一部が対象で、
不具合は、これまでに2件発生、負傷事故が1件起きている)
ダイハツ工業は21日、バックドア部品に不具合があったとして、タント79万8550台(2007年12月~13年9月製造)のリコールを国土交通省に届け出た。
千葉県南房総市で今月12日、女性がドアを開閉した際に部品が飛び散り、右腕を2針縫う事故が発生したという。
同省によると、ドアを支える棒状部品の金属製パイプの塗料を間違えたため、腐食が進んで破断し、ドアを開けた際に周りを覆う樹脂製カバーが飛び散る恐れがある。
部品を交換して対応する。
同じメーカーが製造したこの部品の不具合で、日産自動車も4月、約72万台をリコール。(7/21 時事通信)
9/1追記 ちなみに部品メーカーはSHOWA(ショーワ)です。
こんな確率の不具合にもかかわらず、まだ不具合報告のないマツダ にも
リコールをオススメしているようです。
なのに、そんな会社へ「何か言えよ」と取材したのに担当不在、1日連絡もない
というだけで「この会社の広報対応、変だ!」などというマスゴミ。893だな。