この前書いたように、日本の新車販売は、
耐久性向上、少子高齢化(年齢が上がるほど乗り換えなくなる)、
格差社会(1000万円以上の車の販売台数は、バブル期並み!軽市場も絶好調!)
などによって30年前の市場規模に逆戻り。
当然、新車販売店(ディーラー)は今の市場に合わせていかないといけません。大丈夫?
ここで、いまどきの一般ユーザーはどう見ているのかネタを2つ拾ってきました。
Q1.大手のディーラーで車を購入したのですが、皆さんが購入した営業マンは購入後きちんとアフターフォローをしてくれます?
A1.私のエスティマはトヨタ店、かみさんのラクティスはペット店で購入しています。トヨタ店は葉書はくれますが、電話での連絡はまず無いです。
ペット店は葉書と点検時には電話をくれますね。営業マンがフォローというより、サービスの方がフォローしてくれています。点検後数日後に、調子はどうですか?って感じです。
車検、点検などは、エスティマもペット店に出しています。
個人的には、電話での連絡は良いですが訪問は無いほうが良いでね。
A2.うちの親は、ネッツ店で車を買いました。時々電話やふらりと訪問してくることがあるようです。
私はマツダで買いました。電話とか訪問とかありません。(売り出しのときに電話をかけてくるときはありますが。)必要があれば連絡をするつもりですので、向こうから接触されるのは面倒くさいと思っています。だから、マツダのディーラーの態度には特に不満はありません。
余計な表敬訪問より、点検や修理できちんとしてくれたらそれで十分です。Q2.私は2年半前にフィットを購入しました。妻も母親もライフを2年前に購入。父親はインスパイアです。
家族ぐるみでホンダ車を、同じセールスから購入しています。10年で、うちの家族で8台、親戚を紹介し3台成約に至っています。
定期点検や車検、板金に至るまでお世話になっています。
さらに自動車保険など勤務先での割引を使わず、ディーラーで加入しております。
前担当者や前々担当者によくお世話していただき、ありがたく思ってここまでのお付き合いをさせていただきました。けれど前担当者も前々担当者も退職してしまい、新任の担当者に代わってから・・・。
ウマが合わないというのか、歯車が噛み合わないというのか、1から10まで指示しないと動かないのが現状です。
ましてや担当が替わった旨、ハガキでの挨拶程度もなく、戸惑っています。
保険の更新や定期点検での対応を見てきましたが、お話しになりません。今後このディーラーと付き合いしていくのか決めかねています。
今までにディーラーに全て任せていたのが現状であり、今後どうするのか、自分自身でも?
A1.10年で1台しか買ってなくても、親身になってくれる営業マンもいます。
今までの担当がアタリで、今の担当がハズレなだけだと思います。
車に限らず、営業のセンスのない人はいます。担当を代えてもらうと良いでしょう。
A2.特にホンダ車にこだわりがなければ、他社の車も試乗してみて気に入ったものがあれば購入されるというのも良いかと思います。
私も最近までVW車を16年(5台)程乗り継いで来ましたが、子供3人の成長に合わせてミニバンの購入を余儀なくされた時は、試乗しまくって他社の車を購入しました。VW車にこだわりはありましたが、よりスポーティな他社のミニバンが気に入ったからです。
A3.車をお付き合いで買われる方が意外と多いようですね。
個人的には、安い買物でもないし、それなりに好みもありますので自分で気に入って納得した車でなければ買いません。
確かに営業は「商品を売る前に自分を売れ!」なんていいますが、結局は商品力あってのことだと思います。ご参考まで。
A4.気持ちの問題で有っても、納得できなければ他の店舗も有りでしょう。
僕は、たまたま整備の親分が相手になるケースだったので、購入後の問題や不信感は抱かずに済みました。
ただ、営業の対応が気に入らず交渉を打ち切って帰ったケースも有ります。
いかがですか。
訪問を嫌がる傾向ははっきりしてきていますね。
昔は「何もなくても、年に3回は顔を出せ~!」と言う人が多かったのだとか。ありえません。
でもまだQ2のような方もいらっしゃるのですね。
ま、この方を含めて、そのうち気付かれて、意識改革されることでしょう。
こうやって問題提起されているということは、
「ディーラー(営業マン)にうちはそこそこ貢献してやってるぞ、だからそれなりに恩恵を受けてきたぞ。」
と勘違いをされてきたのでしょう。
ホンダなんか乗りたくないのにと思っている身内の方もいただろうに、かわいそう。
ディーラーで定年退職まで という人なんて数%しかいません。
ほとんど数年で辞めていきます。
自分都合でどんどん辞めていく、そんな奴らに顧客のことをちゃんと考えて引継ぎをして、なんていう営業マンは少ないです。
そして、最近は一般ユーザー側に「車のモノ感覚化」が急速に浸透しています。
さらに、この情報化社会。ぬるま湯に漬かっているような店(営業マン)は消えていくでしょう。
(消えてください。)
まとめると、当社の方針は間違いない。
- 営業マンという個人単位のスキルに頼らないシステム。
- どこのメーカー、FC、資本にも属さないことで、一般ユーザーの立場に立った車の提案、車検・板金などの工場案内、保険の提案が出来る。
- 無在庫・ネット集客など固定費の削減による「理由のある安さ」(目先の利益のために駆けずり回ったり、無謀な値引き合戦をする必要がないので、営業マンの人間力の教育に力を注げる。)
ということで、宣伝でした。