保険(車検代に含まれる自賠責)も払えないなら車に乗るな
と書きましたが、今回の値上げは厳しいね。
万が一の為の保険なのに、その万が一の事故を起こしてしまったら、
「もう、車乗らない」という人が、ほんとに増えそう。
(ま、無保険で乗られるよりいいが。いや、なんかおかしい。)
関東マツダ 水増し請求事件
こんなのが、あちこちで常習化されてるからじゃないの?
とりあえず、アイサイト割引を期待し、
そして、まずはトラックから法律による装備義務化をお願いしたい。
(そんなに収支が悪化している自動車保険(そうは思わないが)なら、
絶対こっちにお金をかける方が、被害者も減るし、いいと思う。
エコカー補助金とかくだらない事やってないで、こういうのに補助金出せ!)
あ、ユーザーが簡単に出来る対策を一つ
諦めのつく中古車を買う(車両保険をかけない)
賢い!いろんな意味でエコだし。地球にやさしい車屋cia からのご提案です。
>損害保険大手各社は、来年10月から、事故を起こしたドライバーの
自動車保険料を大幅に上げる方向で調整に入った。
いまの制度に比べて、最大5割超の値上げ。
事故防止と自動車保険事業の収支改善がねらいだが、事故を起こした人にとっては厳しい制度になる。
自動車保険の契約者には1~20の等級が割り当てられている。
等級が上がるほど、保険料をたくさん割り引く。
無事故なら翌年に1等級上がり、保険料は安くなる。
一方、事故を起こせば3等級下がり、保険料が高くなるしくみだ。
ところが、新しい制度では、事故を起こした人については、事故後3年間は
通常よりも保険料を割高にして、「ペナルティー」を科す。
事故を起こすと、等級が下がるだけではなく、特別に高くした保険料が適用されるため、ドライバーにとっては「二重の値上げ」になる。
たとえば、20等級で年5万円の保険料を払っている人が事故を起こすと、17等級に下がる。
いまの制度だと翌年の保険料は5万8108円になるが、新制度だと8万3783円と、4割以上の値上げになる。
いまの制度と比べた値上げ率は等級ごとに異なり、最大は51%。
3年間のうちにまた事故を起こすと、「ペナルティー期間」がさらに3年延長され、計6年間になる。
3度目の事故を起こしても、6年を超えるペナルティーは科さない。
新しい等級制度は、損保各社が加盟し、保険料率の目安などを示す「損害保険料率算出機構」が昨秋に公表。
あとは損保各社がいつから導入するかが焦点になっていた。
損保各社が値上げに踏み切るのは、自動車保険事業が大幅な赤字になっているからだ。
ドライバーの高齢化で事故が増えて、保険金の支払いが増加しているのが主な原因だ。
警察庁によると、2011年末で運転免許を持っている60歳以上の人は2161万人で、5年前から3割超増えた。
11年度にバイク・自動車のドライバーが起こした死亡事故のうち、65歳以上の高齢ドライバーは2割近くを占めた。
75歳以上のドライバーが起こした死亡事故は、01年度に比べて6割も増えている。
しかし、高齢者は一番保険料が安い20等級まで上がっている人が多く、支払っている保険金に対して割安になっていた。
そこで損保ジャパンなど大手損保は昨春から今年にかけ、35歳以上は同じだった保険料率を変え、高齢者の保険料を値上げした。
あいおいニッセイ同和損害保険も来年10月1日から高齢者の値上げに
踏み切る。
ただ、こうした動きに対し、「高齢者を狙い撃ちにするのはおかしい」との批判が出た。
そのため、より公平性を高めようと、実際に事故を起こした人を値上げの対象にするのが、今回の制度改正のねらいだ。
損保各社は、保険料アップによる収支改善を見込んでいるが、半面、事故をきっかけに車を手放す人が増え、加入者減を招くとの指摘もある。(4/25 朝日新聞)
>この新制度導入の要因として、損保会社が挙げているのが、高齢者ドライバーによる事故の増加だった。
警察庁によると、この10年間で65歳以上のドライバーの交通事故は1.3倍で、75歳以上に限れば、実に2倍にのぼっている。
さいたま市西区の自動車修理工場「カーポートワイルドキャッツ」では、最近、高齢者が関係する事故車の取り扱いが増えてきているという。
修理工場の代表は「(高齢者が関係する事故車の修理が)年々ですね、増えてはきています。あり得ないような、普通に免許を持っている方なら、事故があり得ないような形で、実際に事故を起こしたとか」と話した。
街の人は「年を取ると、感覚がさ。大ざっぱな人は『えー、大丈夫か』と思って行っちゃうでしょうよ」などと話した。
しわ寄せを受ける形で、負担増となる可能性がある一般のドライバーは、「ちょっとしたことでも、次からたくさん払うよりは、(保険料を)
細かく決めたらいい」、「(若い人で)車の購入をやめるのを考える人も
いるんじゃないですかね」などと語った。(FNN)