VWグループの時代ですね(笑)3 から5か月、
1999年にアウディがDefeat Deviceを開発していた
という事で、やっぱりグループでやらかしてたのねと表面化したり、
発端のアメリカでは、買い取り(不正発覚前の評価額)+補償金で解決しそう、
本場EUでは、(連載内のどこかに書いているが)
最初から、「さほど問題ではない」という落としどころで、
リコール、一部インテークの部品など交換、ほとんどはコンピューターをいじって終わりのようだ。
アメリカの約50万台だけで、100億ドルかかるらしいから、
(アメリカ当局からの制裁金、刑事訴追の可能性などは、また別)
EUの約850万台まで、訴訟沙汰になり、同等の対策を求められたら、
ドイツ、いやEU自体が大変だもんね。という事で?
2/20の「知ってた」 のベンツもとなると、ほんと大変だもんね。
「日産もスズキも、走行中、カタログ値よりNOx出まくりだ!」と言いだした。
ドイツのドブリント運輸相は22日、国内外のメーカーのディーゼルエンジン車を対象に実施した調査で、スズキや日産自動車などの22車種で排ガスの窒素酸化物(NOx)が基準値を超えたと発表した。
スズキの車両はエンジンをフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)から調達していたが、条件によっては基準値の10倍を超えた。
日産の車種も基準の数倍となったが、エンジンの調達先は明らかになっていない。~
基準値を超えていたのはスズキの1.6Lの車種で、日本で販売していないという。
日産で基準値を超えたのは2.5Lの車種。
ドイツ運輸省は53車種のディーゼルエンジン車について屋内試験場だけでなく、実際の走行時の検査を実施した。
22車種は実走試験で値が不自然に上昇した。
欧米メディアによると、ジャガーや現代自動車などの車両も含まれていた。
これら22車種以外に、VWグループの4車種も基準を超えていた。
これまで明らかになっている通り、違法に排ガス浄化機能を操作するソフトウエアが確認された。
27車種は問題が確認されなかった。~(4/22 共同)
マツダ頑張れ!3 にあるように、日本の走行調査でも
マツダのスカイアクティブ・ディーゼル以外は、
軒並み最大10倍以上のNOxが出ている訳です。
ディフィートデバイスではない?エンジン保護プログラムのせいで、
カタログ値とかけ離れるというのは、VWグループの不正とは別。
クリーンディーゼルはクリーンなのか?とは別の話。
ドイツ政府が意図的に、ごちゃ混ぜにしようとしてるのを、
ごちゃ混ぜにしたまま報道するんじゃないよ!マスゴミ。
ついでに、三菱の不正 も同じ。
カタログ燃費と実燃費との乖離(どれだけ、かけ離れているか)と、不正は別。
エコカーってエコなのか?とは別の話。
NOx数十倍と、排ガス(燃費)10%不正とは、レベルが桁違いだ。
それに、11月に 新型プリウス発売間近 で予想してた通り、
カタログ燃費40.8~37.2キロ/Lに対し、
5カ月経過して(燃費がよくない冬の数値ですが)、
新型プリウスの実燃費は23~24キロくらい。予想通りだ。
あの、トヨタ様の最新エコカーで、乖離率は37%もある。
(カタログ燃費の達成率と引き算 と思っていただければ)
そして、問題になってるEK(デイズ)※の実燃費は15キロ前後、
カタログは22.6(ターボ・4WD)~29.2→25~30.4キロ/L
売れ筋を26キロとすると、乖離率は42.3%
それが、5~10%カタログが下がる事で、39.3~36%の乖離率
(新型プリウス並み)になるってだけの話だ。
実燃費を5~10%改善させる(リコールをする)なんて事は、決してない。
その4 でまとめた通り、
ユーザーが訴訟をおこせば、ガソリン代数年分のおわび程度で十分。
「新車価格で買い取れ」?!
どこのクレーマーですか?
(石井大臣は公明党、そうかそうか。)
※EKスペース(デイズルークス)は14キロ前後、
カタログは20.8(ターボ・4WD)~26→22.6~26.2キロ/L
売れ筋の燃費も下がるので、乖離率は、ほぼ同じと思われるので省略。
おまけ
ちなみに、ガイアで出てくるライバルのワゴンRのその頃のモデルの乖離率は32%
(ついでに、ムーヴは34%)と、EKデイズの乖離率は、下方修正してもヒドイです。
そりゃ、「実燃費悪い!」と話題になる訳です。