読者の皆さまには、見た事のある数字ばかりだと思いますが、
9年間、日々書いた1200記事以上ですから、散らばり過ぎなので、
こんな風に、いい感じにまとめていただいてると、取り上げたくなりますね。
ちなみに、寿命が12.2年ということで、『車はボロボロ』的な表現になっていますが、
日本でのナンバーの切れる年齢の平均 というだけで、実際は、まだまだ乗れる状態。
なので、輸出されて、海外でさらに10年以上、20万キロ以上、乗られるクルマもあります。
ソニー損保さんの公式ビデオグラフィックよりクルマが世に出てから、廃車されるまで12.2年(軽自動車は除く)
新車を買う人の平均年齢35.8歳
購入金額(給与換算)6.4ヶ月分
1週間当たりの使用頻度5日(毎日乗る人が41%)
ひと月当たりの平均走行距離410キロ
(この10年で40kmも減っている)新車の買い替え年数7.9年洗車回数(12年換算)116.7回
維持費228万円
(12年換算、自動車保険、ガソリン代、駐車場代、修理代等のことで、税金、ローン返済、高速代は除きます。)
『あるクルマの一生 -平均で見る日本の自動車-』
車の購入金額は、要は190万円くらい
という事なのですが、これは平均値と最頻値が同じではないので、ちょっと参考にはならないですね。
(=100万ちょっとの軽自動車から、
日本で今、圧倒的な台数が売れているハイブリッド(HV)は、250~300万くらいだし、
2Lクラスのミニバンも、同じくらいの価格帯が最頻値になる)
なのですが、単純に平均の数字から、
190万円の車を12.2年で乗り潰したとすると、年15.6万が車両の償却で消えた
という事になる。
維持費は、税金、ローン金利、高速代を除いても年20万弱だ。
(軽でも普通車でも、HVでも、あまり変わらない。)
もちろん、消費税増税になれば、それぞれに3%上乗せされる。
「駆け込み需要だ」「決算期だ」「値引きだ」
と騒いでる人は、この所有していてかかるコストの方が断然多い事を、どう思うのだろう。
そして、そういう人に限って自動車関連諸税について、何にも言わず受け入れてたりするんだよね。不思議だ。