24年2月、日本風力発電協会代表理事、ジャパン・リニューアブル・エナジーの会長(創業者)がセクハラ解任。
(前の代表理事は、日本風力開発の副会長)
風力発電はエロですねぇww
ENEOSホールディングス(HD)傘下の再生可能エネルギー事業会社、ジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE)は21日、懇親の場でセクハラ行為があったとして、安茂会長(67)を解任したと発表した。
昨年12月下旬に内部通報を受け調査した結果、不適切行為があったと判断した。
JREは「懇親の場で同席した女性に体の接触を伴う行為があった」(広報CSR部)と説明している。安氏は「酒の場でよく覚えていないが、処分は受け入れる」と話しているという。
安氏は15年から会長を務め、昨年12月には業界団体「日本風力発電協会」の代表理事に就任した。 (24/2/21 時事通信)
23年6月、下にあるように政府公募の洋上風力発電プロジェクト第1弾が秋田、銚子の3エリアでスタート。
第2弾が秋田、新潟、長崎の4エリアを対象に実施中 なのですが、
この長崎と別で、対岸約80キロの五島に日本初、浮体式洋上風力発電があり、問題発覚のようです。
22年ニュースで取り上げられる事もあった巨大構造物プロジェクトなので、知ってる人多いかも。
京大卒社員が、京大教授と12年以上研究を続けて
10年前に実証機が完成(現在制作中のものと同サイズ)発電し続けてはいるが、
20年経っても赤字、建設費も回収できないという。
(高額買取り制度を使った五島の8基でも、30年40年かかる?)
更に、その前にゴミになるのか?
~戸田建設は5月9日、製作中の風車2基に不具合が発見されたため、'23年3月期の連結決算について約95億円の減損損失を計上すると公表した。同社社員が内情を明かす。
「現在までに五島市沖に3基が完成し、当初の目論見では、年内に5基の巨大風車を完成させて、来年1月より全8基による商業運転を開始する予定でした。ところが今回、五島市の福江港ヤードで製作中だった4号機と5号機の浮体の構造部に重大な欠陥が見つかったため、計画は停止状態に。いまだに検査が続いているため、半年後の商業運転は、ほぼ不可能な状況にあります」~
「そもそも現場レベルでは、当初より洋上風力発電の収益性はまったくの未知数という意見が大多数でしたが、経営陣は見切り発車的にスタートさせました。ところが昨年秋、プロジェクトの中心人物だった社員のS氏がろくに引き継ぎも行わずに、ライバルの建設会社に転職しているんです。
事業がうまくいっていないのが発覚する前に逃げたという噂も社内で出回っています。S氏が去って以来、後任はたらい回しの状態が続き、現場は機能不全に陥っています」
同社は、今回の事業を進めるにあたってグリーンボンドを発行し、150億円の資金を投資家から調達~(23/6/15 現代ビジネスより)
20年12月 やっぱ東電だけじゃない。全部クソだわ4 で触れていた福島県沖の洋上風力発電、終了だそうです。
風車3基に620億!撤去に50億!ヒドイ話ですね。
え?!国が洋上風力を推進?!脱炭素の切り札?
2040年までに3000~4500万kWにするって!?
まだ税金たれ流すか、無茶苦茶だな。
経済産業省は16日、楢葉町の沖合に設置した浮体式洋上風力発電施設を不採算を理由として、来年度に全基撤去する方針を正式に表明した。同事業にはすでに約620億円を投じており、撤去にはさらに50億円程度を要する見通し。
国が東京電力福島第1原発事故からの本県復興の象徴に位置付けた一大事業は、商用化の見通しが立たないまま頓挫することになった。
撤去方針は、同日に福島市で開かれた漁業関係者らとの会合で説明した。浮体式洋上風力発電施設は、国が2013年から、楢葉町の沖合約20キロに3基を順次設置した。
最大の出力だった7メガワットの1基については、6月に不採算を理由にすでに撤去されていた。
今回は、残りの出力5メガワットと2メガワットの2基を撤去することを決定した。2基は7メガワットの発電施設の撤去後も、商用化に向けた実証実験を続けていた。だが、4~11月の設備利用率は機器の不具合などが原因でそれぞれ約21%と約28%にとどまり、一般的な商用化の目安とされる30%を下回る状況だった。(20/12/17 産経新聞)
当時「発電しなくても建てたら補助金で大儲け!」とバブルった風車が、もう寿命かぁ。
撤去費用の積み立ても出来てない、放置されそうな風車が結構ありそうだとか。
ヒドイ話だ。
1990年代後半以降、国などの補助で建てられた陸上風力発電所が、約20年といわれる寿命を一斉に迎え始めている。
高額な費用がネックとなり建て替え件数はわずかで、撤去が相次ぐ。
再生可能エネルギーを積極的に活用する機運にも水を差しかねない情勢だ。~
京都議定書が採択された一九九七年、再エネの普及を図る新エネルギー法が施行。新設の風力発電所などへの補助制度が導入されたことで風車が急増した。
現在、約二千三百基に上り、今後は毎年百基超が耐用年数を迎えるとみられる。~(20/1/11 東京新聞)
19年1月 十数年で停止、故障しまくりだわ、計画の1/4以下しか発電しないわで解体。
エコですねぇ。何が『温暖化防止に貢献しています』だ。
「風が弱くて」って、役所が補助金使ってムダな巨大風車作っただけじゃないか!税金返せ!
60mのポールに35mの羽が付いてるから、琵琶湖で目立ってたんですよね。
回ってるのは見たことなかった。
(一応、最初の10年は毎年800万円分くらいの発電をしていたらしい。それって自分の解体費用にもなってないw)
草津市で琵琶湖のシンボルとして親しまれてきた発電用の巨大風車「くさつ夢風車」の解体作業が始まりました。
高さが95mにおよぶ、「くさつ夢風車」は琵琶湖のほとりにある草津市の風力発電の施設で、さきほどから羽根の取り外し作業が始まりました。
2001年に草津市が約3億円をかけて建設。1500キロワットの発電能力は、当時、国内最大級でクリーンエネルギーの象徴として大きな期待を寄せられていました。
しかし、風が弱く想定の1/4以下しか発電量がなかったことや故障が相次いだため、5年前から停止していました。
累積赤字は2.5億円にまで膨らみ撤去することになりました。解体費用は、約9千万円かかるということです。(19/1/28 関テレ)
14年3月、公開日の記事
風力発電はエコですねぇ。しみじみ5 の続報です。
10年ちょっとで落下、廃止、解体撤去。
エコですねぇ。しみじみ。
昨年十二月に落雷による火災で運転を見合わせていた北陸電力国見岳風力発電所を、同社が廃止することが分かった。
経済産業省に四月一日付の廃止届を提出。火災に遭った2号機とともに、同時期に羽根が破損し運転を止めた1号機も廃止する。
理由について北陸電力は「経年劣化によるトラブルが増加しており、設備の維持が困難と判断した」と説明。
風車を造ったデンマークのメーカーが今はなく、事業承継した会社も設計変更に対応していないことに言及し「抜本的な耐雷性への向上対策が取れない」とした。~
撤去の作業日程は、天候の関係などもあって確定していないという。
北陸電力は七日、輪島風力発電所の2号機の羽根の部品の脱落を発表。
この風車も国見岳風力発電所と同じ型のデンマーク製だった。(14/3/9 中日新聞)
税金で作って、電気代という税金みたいな庶民からの搾取で動かして、
赤字たれ流して、ウマウマですね。
今更感もあり、また
『原発再稼働』に誘導する意図のある記事なのだが、ピックアップ。
(猪瀬パターンでも、隠れてたモノが出てくるという事は良い事。)
~経済産業省の25年の調査では、299風力発電所のうち6割にあたる175発電所が、故障や落雷事故などのトラブルに見舞われていた。
風力発電に乗り出した自治体のほとんどが、初期投資を回収できずにいるという。
風力発電の弱点もはっきりしてきた。
計算上の発電量に対する実際の発電量の割合を設備利用率という。
風力発電で初期投資を回収する採算ラインの維持には、設備利用率が20%以上なければならないが、経産省資源エネルギー庁の23年度の調査によると、平均的な設備利用率は20・7%とギリギリの線だった。
風のエネルギーを電気エネルギーに変える風力発電は、化石燃料を使わないのでCO2を出さない。
もちろん放射能漏れの危険はない。
「究極のクリーンエネルギー」という印象がある。
日本では25年12月末までに1922基が設置され、定格出力は計266万キロワットに上る。
数字だけみると大型原発2基分に相当する。
ところが、実態はずいぶんと違う。
そもそも風力発電所が増えたからと言って、火力発電所を廃止できるわけではない。
電気は基本的にためることができず、電力会社は刻々と変化する需要に合わせ、供給量を常に調整している。
このため、風が止み、発電量が急減した場合に備え、管内の火力発電所をアイドリング状態で動かしている。
つまり風力発電が動いている間、火力発電所は意味もなくボイラーを炊き、CO2を排出し続けているわけだ。
天候で大きく発電量が変動する太陽光発電も同じで、実態は「クリーン」とかけ離れている。
逆に強風が吹き、電力を大量生産しても悪影響がある。
過剰供給によって電力系統の周波数が不安定となり、火力発電所のタービンなどに過度な負担を与える。
放置すればタービンが破損するため、発電機は自動停止する仕組みになっており、これが連鎖的な大停電「ブラックアウト」を引き起こす原因となる。
現在、国内の風力発電量は総発電量の0.5%にすぎないのでその可能性はほぼないが、風力や太陽光など不安定な「再生可能エネルギー」が増えれば増えるほどブラックアウトの危険性は高まる。
風力発電の先進国である欧州はどうだろうか。
風力発電が総発電量の8%を占めるドイツでは、その悪影響が周辺諸国にまで広がっている。~
再生エネルギーを高値で買い取る制度を導入したことでドイツの電気料金は2倍に跳ね上がった。
クリーンエネルギーを求めた国民も今や8割が転嫁分の値上げに反対している。
日本の近未来を見ているようではないか。
風力発電にはもう一つ大きな問題がある。
ブレードの回転が作り出す100ヘルツ以下の低周波だ。
風力発電所の近隣では、体調悪化を訴える人が相次いでいる。~(14/3/26 産経新聞)