第4話 15page 日本の田舎の上流貴婦人とはどんな人なのか？（+カラー猫絵）

strong>【またしばらく猫が出て来ないので猫絵付き】🐾


▲ リンゴの上半分はフタで、
猫が入ってから好みで被せるタイプ。
猫さえその気になれば
「サザエさん」のタマ猫さん
みたいにしてくれる！？

　こんなのあったらいいな〜。
自分で作れればいいんだけどな〜。

【そして猫ナシ本編】


　石黒百合香さん、
第4話4ページ目に出て来た乾（いぬい）氏のお姉さん。　
オーロラ研究者の夫は現在、
カナダの北極地方に行っています。

　石黒社長とその弟は
揃って電気に関係ある仕事を選んだのですが、
兄は現実的で弟はロマンチストって事か？

　百合香さんは「寒さに耐えられない」と
日本に残り、高校生の娘と暮らしていますが、
息子は父親と一緒にカナダに渡り、
あちらで大学生になりました。

　で、時間にも余裕ができたし、
生活に困ってる訳でも無いので、
親戚の会社でパートの身分・
鮫刺チーフの補佐役をしています。

　百合香さん、
優しく可愛らしい雰囲気。
人には丁寧に接するので、
瑠実からも好かれていて、
二人がぶつかる事はありません。

　…本来は
瑠実から嫌われそうな
日本の田舎の上流貴婦人感を
濃厚に漂わせているのに。

　入力課の皆さん（現在全6名）
一枚岩では無い様で、
瑠実の崇拝者が1名（20代独身）
自分達の仕事をササッと済ませて
早く帰りたい人達2名（30代主婦／子供がいる）
―といった方々もいます。

　そして、パートでありながら、
会社創業時代1.5期入社の女子最古参、
工程管理者・瑠実に苛つく深草美里さん。
どっちかと言うと瑠実寄りな
鮫刺チーフ（主任格）と百合香さん。

　深草さんの怒りに対し、
百合香さんは次ページで
想像の斜め上を行く謎めいた返答
をするのでした。

🌺 🌺 16pageに続く🌺 🌺