私の人生の師匠とも呼べる人からのご厚意で、CB93を譲ってもらえる運びとなりました。(というか、15の頃から買う買う言ってて、ようやく親切ローンがあともうちょっと)
本田宗一郎様のいた頃の単車に乗って見ることが夢だったので、ひとつ夢が叶いましたね…
そこは置いといて、CB93の軽整備。どうやら不調はキャブらしい。
オーバーフローときいて、フロートを疑ってみる。と言うかフロートぐらいしかない。
ちくしょう…ちくしょうっっ!!!!(cv.セミみたいな悪役)
フロートは浮きの役割なのだが、フロートには穴が…とほほ。片方が沈んでいるのがおわかりいただけただろうか?それともおかわり?
※これはバッテリー仮付け時の画像です。時系列的にはバッテリー交換後。
ひとまず、ガソリンを入れてキックを下ろしてみる。
ダメだ、火花が飛んでいない。
プラグを外したがガソリンでびしょぬれ。ダメだ…
ポイントも不調とは関係ないらしい。
ここで、通電確認。ヨシ!
バッテリーを違うのに変えてみる。
キーを回すと、ライトが光った!やったぁ!!!
キックを恐る恐るおろしてみると…
ドルルン!ツッパパパパパパ…
どうやらCBに認めてもらえたらしく、さっきの苦悩が嘘のようにエンジンがかかった。
これからの苦労と、それを引き換えにして得ることのできる喜びが頭の中を駆け巡った。
嬉しくて師匠に伝えたかったが、師匠はあいにく海外に。BADなタイミングや。
それも束の間…
キャブの下に嗅ぎ慣れたニオイ…それと、触り慣れた独特の感触…
そう、ガソリンが垂れているッ!?!?バ、バカな!!
オーバーフロー?いや、ありえん。油面はさておきオーバーフローはしていないはず
はてな顔で探し回ると、コックからボタボタとガソリンが垂れてきている!!!あかーん!
あぁ…ダメだこりゃ。部品出るかなー。そこも楽しみ(苦しみ)ながらやってけりゃいいかな。
とりあえず高校生の間にエンジンをかけれて良かった!間に合ったね。
そんなこんなで、コイツとは長い付き合いになりそうです。どうか、暖かい目で見守ってくださいm(_ _)m
次回に続く!というか、続かせる!!!