瑞原唯子のひとりごと

ミスト

2018年4月21日
ミスト。録画してあったのを見ました。霧の中に何かがいる…! という話。最初は面白かったんだけど、途中から「ん?」となり、最後は「えっ、え……えー……」という感じでした。なんじゃこりゃ(笑)。霧の中にいる化け物は、私としては研究所で昆虫が放射線か薬品を浴びて巨大化凶暴化したんじゃないかと予想してたんだけど、実際は軍の研究所で異世界の扉を開けたとか何とか…そこらへんの詳細な話は一切なし。ううむ。ファンタジーってことなのか(困惑)。そして外に出るとみんな速攻で喰われてるのに、主人公はなぜ出て行こうと思ったのか。薬を取りに行くためとか動機が弱い。そして特段武器もないのになぜか無事帰還すごーい。こういう状況で神の予言者とか生け贄とか言い出すのはアメリカだなぁ。日本ではないな…そういうひとがいたとしてもそれに感化されるひとはまずいない。まあ宗教とは無関係のパニックは起きるでしょうけどね。最後、待っているか出て行くかは難しい選択だけど、自決はいただけない。するにしてもまだ早いよ! もっとどうにもならなくなってからにしようぜ! とか思ってたら本当に…うわぁ。パニックムービーかと思ったら、パニックムービーに見せかけた不条理ムービーじゃん。伏線っぽいものもほとんど回収されずじまいだった。映画館で観たらめっちゃ脱力しただろうな。ぽかーんとしたかも。

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