死海殺人事件。アガサ・クリスティー原作でポアロが主人公の映画。録画してあったのを見ました。このポアロは自分のイメージとは違うな。小柄じゃないし、やけに貫禄があるし、卵形の頭じゃないし、言動にもポアロっぽさがなんか足りない。ストーリーはみんなに動機があって誰が犯人かわからない面白さはあるけど、全体的に盛り上がりに欠けるし物足りなさもある。犯人が脇役みたいな人だったのもちょっと。それなりには楽しめたけど。ただ船内にゴキブリがうようよいたのが…上流階級の人たちが乗るそこそこの豪華客船だと思うし、ホテルのバンケットルームみたいなわりときれいなところなのに、なんでゴキブリがあんなに…いや、毒が盛られていたことを示す意味ではわかりやすいけど、ゴキブリ…。昔はあんなものなんですかね…。
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