
ミヒャエル・エンデの「モモ」に出てくる言葉
「光を見るためには目があり、音を聞くためには耳がある。
それと同じで、時間を感じるためには心がある。」
はじめてエンデの本に接したのは
たしか大人になりかけの頃 ーなにが大人 かは知らないけれどー
バブル期に続くキャッチアップ 追いつけ追い越せの時代
時間をいかに有効に使うかがハウツー本などにも溢れていて
そんな時代の中で出会ったエンデは
はてしない物語 が先だったかも知れない
モモもはてしない物語も児童書として販売されたけれど
どちらも大人が一歩立ち止まって
振り返ってみるのに最適な本
効率的なことを否定するわけではなく
どこに大事なポイントを置くのか
数値を求める人にも
説明できる自分でいること
いや、それも時間に振り回されることかな
難しい
心がなくなるということかと深く考えました
とりわけ
時間が有限だと考えるようにな年になってから尚更です
少し話がずれるけれど
映画になったネバーエンディングストーリーは酷かったですね
映画的にはNEVER ENDING ではストーリーが完結しないけれどね
エンデが訴訟を起こして
原作者から削除させたけれど
お子様の見るファンタジーでしかなかったです
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