「但馬竹田城」という本を読んでいたら
「いわゆる穴太衆積み」という項があり
その中に現代唯一継承しているという方の積み方心得
1 まず堅固な石垣にせよ
2 石を無理に据え付けるな
3 根石(基礎医師)は天をみせよ
4 勾配は真の勾配より、やや寝かせよ
5 石の合端(合わせ口)は二番より奥でつけよ
6 石面の最前端を通り面にせよ
7 間石はなるべく二個を使用せよ
8 石尻の艫介石は水平にせよ

一番大事なのは
石の声を聞け
という口伝が引き継がれて来たのが
それを図式化したのがこの8条なのでしょう
ここのところ
丹波篠山の篠山城や出雲の松江城の石垣を見て
堅箇でありながら美しさを備えていて
石垣の作りに興味をもったのですが

そもそも石垣は
飛鳥時代から作られていたようだけれど
鎌倉、室町と武士の台頭により
重要度は増していき
城づくりとして石垣を重視したのは
織田信長の安土城がはじめてだとか
信長が比叡山焼き討ちを行った際
あまりにも堅牢な石垣に破壊をあきらめて
逆にその重要性に目を付けたといわれている
それまでは山城中心の拠点が平城になっていくにつれ
ますます石垣づくりも技術革新があったけれど
やがて徳川政権になってからは
石垣の修繕すらも不要あるいは認められなかった
それまでは穴太衆以外にも
独自の石垣造りの集団はあったようだけれど
穴太衆だけが残ったのは
比叡山の急峻な斜面にも適う技術が必然として伝えられてきたとか
石垣の中には美しい造形を求めて
切り出した石を積んでいく技法もあるけれど
新幹線の橋梁を作る時に
コンクリートを含めて
多様な石積みの強度テストを行った結果
「いわゆる穴太衆積み」という項があり
その中に現代唯一継承しているという方の積み方心得
1 まず堅固な石垣にせよ
2 石を無理に据え付けるな
3 根石(基礎医師)は天をみせよ
4 勾配は真の勾配より、やや寝かせよ
5 石の合端(合わせ口)は二番より奥でつけよ
6 石面の最前端を通り面にせよ
7 間石はなるべく二個を使用せよ
8 石尻の艫介石は水平にせよ

一番大事なのは
石の声を聞け
という口伝が引き継がれて来たのが
それを図式化したのがこの8条なのでしょう
ここのところ
丹波篠山の篠山城や出雲の松江城の石垣を見て
堅箇でありながら美しさを備えていて
石垣の作りに興味をもったのですが

そもそも石垣は
飛鳥時代から作られていたようだけれど
鎌倉、室町と武士の台頭により
重要度は増していき
城づくりとして石垣を重視したのは
織田信長の安土城がはじめてだとか
信長が比叡山焼き討ちを行った際
あまりにも堅牢な石垣に破壊をあきらめて
逆にその重要性に目を付けたといわれている
それまでは山城中心の拠点が平城になっていくにつれ
ますます石垣づくりも技術革新があったけれど
やがて徳川政権になってからは
石垣の修繕すらも不要あるいは認められなかった
それまでは穴太衆以外にも
独自の石垣造りの集団はあったようだけれど
穴太衆だけが残ったのは
比叡山の急峻な斜面にも適う技術が必然として伝えられてきたとか
石垣の中には美しい造形を求めて
切り出した石を積んでいく技法もあるけれど
新幹線の橋梁を作る時に
コンクリートを含めて
多様な石積みの強度テストを行った結果
この年になっても
いろいろな勘違いに気が付いて
人知れず赤面することがあります
あまりに恥ずかしい思い違い、勘違いを
あからさまにするような露悪趣味はないけれど
たとえば「東京の花売娘」という歌
父が昭和の歌しか聞かない人だったので
東海林太郎とか藤山一郎とか
その中でも不思議と覚えているのがこの歌で
岡晴夫さんが
「花をめしませ めしませ花を」
と歌っていたのですが
(岡晴夫さんの歌は
あぁ憧れのハワイ航路~
など耳に残る歌が多かった)
このめしませ(召しませ)という言葉を
お洋服をお召しになると同じ意味で
身体に花を纏って街を歩いては?と
思い込んで
おしゃれな歌だなと子ども心に思っていたのです
それが
買うの尊敬語であるということに気がついたのは
ほんの数年前
いろいろな勘違いに気が付いて
人知れず赤面することがあります
あまりに恥ずかしい思い違い、勘違いを
あからさまにするような露悪趣味はないけれど
たとえば「東京の花売娘」という歌
父が昭和の歌しか聞かない人だったので
東海林太郎とか藤山一郎とか
その中でも不思議と覚えているのがこの歌で
岡晴夫さんが
「花をめしませ めしませ花を」
と歌っていたのですが
(岡晴夫さんの歌は
あぁ憧れのハワイ航路~
など耳に残る歌が多かった)
このめしませ(召しませ)という言葉を
お洋服をお召しになると同じ意味で
身体に花を纏って街を歩いては?と
思い込んで
おしゃれな歌だなと子ども心に思っていたのです
それが
買うの尊敬語であるということに気がついたのは
ほんの数年前
地球は1日に1回自転しているので
赤道の長さが約40,000Km÷24Hで
赤道上では時速1700キロ、
秒速だと÷60÷60で秒速460メートルで
回っているわけで
東京の北緯は約35°として計算すると
ぼくはいつも秒速380メートルで移動していて
ぼくは20秒くらいで
君がいる場所に辿り着いてしまうのです
こうして一行を書くうちにね
もちろん
君も同じだけ移動しているから
永遠に追いつけないけれど
そんなことを知ってか知らずか
茨木のり子さんは
こう歌っている
「水の惑星」
宇宙の漆黒の闇のなかを
ひっそりまわる水の星
まわりには仲間もなく親戚もなく
まるで孤独な星なんだ
生まれてこのかた
なにに一番驚いたかと言えば
水一滴もこぼさずに廻る地球を
外からパチリと写した一枚の写真
こういうところに棲んでいましたか
それを見なかった昔のひとは
線引きできるほどの意識の差が出る筈なのに
みんなわりあいぼんやりしている
地球が大きな水を湛えて
すごい速度で回っていることを
みんな意識もしないで
「わりあいぼんやりしている」
赤道の長さが約40,000Km÷24Hで
赤道上では時速1700キロ、
秒速だと÷60÷60で秒速460メートルで
回っているわけで
東京の北緯は約35°として計算すると
ぼくはいつも秒速380メートルで移動していて
ぼくは20秒くらいで
君がいる場所に辿り着いてしまうのです
こうして一行を書くうちにね
もちろん
君も同じだけ移動しているから
永遠に追いつけないけれど
そんなことを知ってか知らずか
茨木のり子さんは
こう歌っている
「水の惑星」
宇宙の漆黒の闇のなかを
ひっそりまわる水の星
まわりには仲間もなく親戚もなく
まるで孤独な星なんだ
生まれてこのかた
なにに一番驚いたかと言えば
水一滴もこぼさずに廻る地球を
外からパチリと写した一枚の写真
こういうところに棲んでいましたか
それを見なかった昔のひとは
線引きできるほどの意識の差が出る筈なのに
みんなわりあいぼんやりしている
地球が大きな水を湛えて
すごい速度で回っていることを
みんな意識もしないで
「わりあいぼんやりしている」
正月二日の夜に見る夢を初夢と言ふ
一日の夜の夢が初夢という説もあるけれど
年越しをして寝正月を決め込む元日は
まだ先の年を内包しながら決別する日なので
あらためて活動する二日の夜に見る夢が
一年を占うのだ、
と言われれば
成る程、と思ってしまいます
たしかに元日は
前の日までに揃えたお節の蓋を開け
せいぜいがお餅を焼いてお雑煮をいただくくらいだから
この日に見る夢は前の年の残滓のようなものかもしれません
ということで
二日の夜に宝船の図画を枕の下に敷き
準備万端整えて
その夜明け前に見た夢
♪夜明け前に見る夢 本当になるという♪
とユーミンも歌っているけれど
目が覚めて5分もすると忘れてしまいました
なにか追いかけているような
夢を見る夢のような感覚もあるのだけれど
明るい方向を暗示しているようだったので
まあいいかと思っていたのです
見た夢を人に話すのはよくないとも言われているので
そのままにしていたのですが
翌3日の夜の夢にその続きが出てきたのです
意識下になにか残っていたのでしょうね
そうなると本人にとって都合の良い夢になるのかもしれないけれど
起承転結があって
それなりに過去から未来までの辻褄があって
教訓めいた展開もあり、夢ならではの荒唐無稽さもあり
一代記が書けそうな面白いストーリー
こんな夢の見方は初めてだったので
枕絵のご利益かもしれません
そのストーリーは内緒!
https://youtu.be/quLET2KJpLw
一日の夜の夢が初夢という説もあるけれど
年越しをして寝正月を決め込む元日は
まだ先の年を内包しながら決別する日なので
あらためて活動する二日の夜に見る夢が
一年を占うのだ、
と言われれば
成る程、と思ってしまいます
たしかに元日は
前の日までに揃えたお節の蓋を開け
せいぜいがお餅を焼いてお雑煮をいただくくらいだから
この日に見る夢は前の年の残滓のようなものかもしれません
ということで
二日の夜に宝船の図画を枕の下に敷き
準備万端整えて
その夜明け前に見た夢
♪夜明け前に見る夢 本当になるという♪
とユーミンも歌っているけれど
目が覚めて5分もすると忘れてしまいました
なにか追いかけているような
夢を見る夢のような感覚もあるのだけれど
明るい方向を暗示しているようだったので
まあいいかと思っていたのです
見た夢を人に話すのはよくないとも言われているので
そのままにしていたのですが
翌3日の夜の夢にその続きが出てきたのです
意識下になにか残っていたのでしょうね
そうなると本人にとって都合の良い夢になるのかもしれないけれど
起承転結があって
それなりに過去から未来までの辻褄があって
教訓めいた展開もあり、夢ならではの荒唐無稽さもあり
一代記が書けそうな面白いストーリー
こんな夢の見方は初めてだったので
枕絵のご利益かもしれません
そのストーリーは内緒!
https://youtu.be/quLET2KJpLw