celtis

日々思うことを

お正月様を迎える

2022-12-31 22:15:00 | 日記
大晦日の「晦」という字は「くらい」という意味を表す
もともとは太陰暦の30日というのは新月なのだから
月はなく星がかかるだけの空
おおつごもり という言葉も
月が籠るからきたわけで
だからこそ人々は
翌日から少しづつ満ちていく月に希望を託したのでしょう

そうして明けての新年
新しい日々が始まる朝に
お正月様を
凄烈な空気の中でお迎えします

お正月様、歳神様という神様は
スサノオノミコトとクシナダヒメの子とされている出典もあるけれど
古代信仰では体系化される以前の
八百万の神と考える方が自然だと思う
五穀豊穣を願い
無病息災を祈る
そういう自然発生的な人々の信仰がかたちづくられ
お正月様という特別な神様をお迎えするために
大煤払えなどをして清浄な場所に
松飾りで出迎えお供えが依代の役割だといいます


なかなか大掃除に手は回らなかったけれど
せめて気持ちの中だけでも清浄に
お正月様をお迎えしたいものです

高原に来て

2022-12-03 13:29:17 | 日記
この日から寒くなるといわれた12月1日
東京を出たときは
たまにワイパーを動かさなければならないほどの
雨をはらんだ曇り空

首都高から中央高速にはいり
勝沼を過ぎたあたりから山並みの稜線がくっきりと浮かび上がり
ドライブ気分が高まります

長坂インターチェンジを降りてからは
一気に高原気分が高まり
雰囲気のある建物が風景にとけこんでいる中を
高さを稼ぎます

まずは目的地である
柳生博さんの「八ヶ岳倶楽部」へ

興味惹かれるアウトドア、インドアグッズに惹かれつつ
お目当てのアイアンクラフトを買い求め
昼食(ふたりともチキンカレー)後
今夜の宿は「グリーンヒル八ヶ岳」

途中、素敵なドライフラワーのアレンジなどのショップなどに寄りながら
今日は夕日が落ちる前に到着
微妙な色合いの空と雲と山肌の色合いを楽しめました


温泉にはいり
夕食の七賢スパークリングでのぼせ
早めに就寝

翌朝の朝焼けを楽しみにしていたけれど
ドライブの疲れかぐっすりと朝寝を楽しみました
目が覚めた時には
アルプスの山々に雲が跳ねだすようにまとっていて

空の色、雲の形が時の経過とともに変わっていき
幾度見直しても飽きることがありません
四階のバルコニーに出て
北に八ヶ岳
囲むようにアルプスの山々が並び立つ景色に魅入るけれど
流石に身体が冷えてくるし
今日は伊豆函南に寄る予定だったので
僕たちには珍しく
早めのチェックアウトをしました


とはいえ
そのままクルマに乗り込むのではなく
しばらく雑木林の中を散策し
木の実や枯れ枝を探したのは
いつもの僕たちらしい時間でした