ねこのひたい

ねこのひたいのような庭と、趣味の読書と,
おとぼけな日々のことをいろいろ書きたいです。

運命の一冊

2009年10月08日 | 子どもの観察
読書好きの私とむしむし。
それなのに、ふくふくはちっとも本を読みません。
読める力はあると思うんだけど・・・
習慣になってないって言うか・・・

少し前、この読解力のなさは問題!!と思うことがありました。
本人も「シュン」(落ち込むと言うんです)となるほどでした。

そこで、私が図書館で「悲劇の少女アンネ」という本を
借りてきて、「とにかく読む」と渡しました。

選んだ理由は、アンネを知らなくては、女子とは言えない
と言う、結構思い込みによるところが大きいです。
実はその前、同じ理由で「若草物語」「赤毛のアン」を
読ませたりもしてました。読んだだけでしたが・・・

最初は不承不承という感じでしたが、そのうち
「もう先が知りたくて知りたくて仕方ない」
と言うようになりました。

学校からの帰りも
「早く帰ってあの本を読みたい」
と思ったそうです。

「悲劇の少女アンネ」を無事読了すると、
それ以降、学校で借りた本を家で読むふくふくの
姿がよく見られるようになりました。

今でこそ読書好きの私ですが、小さい時は
それほどでもありませんでした。小学校になっても
拾い読みしか出来ないくらいの読書力でした。

が、小4の時「ヒマラヤの少女マヤ」という
本に出会って、読書の素晴らしさに気付きました。
まさに「運命の一冊」でした。

無理やり読ませた「悲劇の少女アンネ」が
ふくふくにとっての「運命の一冊」になってくれると
いいな・・・と思います。

と、書いてきて、偶然ですが両方とも「不幸な少女」の話ですね。
10歳前後の女子には自分と同じ位の女の子の
不幸や悲劇はインパクトを持って心に染み入るのかも
しれません。

アンや若草物語では不幸度が足りなかったのかも・・・



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