帰宅時
雑誌を読んでいると
カシャンってな音が・・・
顔を上げて見ると
斜め前のお兄さんの荷物が倒れていた
ん~~とその手提の紙袋を見ていると、
そこから透明な液体がすうっと広がってきた
げげっ サ、サリン!
だなんて考えすぎ
あわててお兄さんは紙袋を起こし
中身を確認
その間にも液体は流れ出ている
プ~ン・・・なにこの匂い
そう!日本酒の香り
でも気にもせずお兄さんは本を読み始める
その間にも液体は流れ出ている
お兄さんは気にせずに読書
いやいや良い香り
なんか酔ってきそう
その間にも液体は流れ出ている
お兄さんは気にせずに読書
みんなの注目を一気に浴びながら
次の駅でいっしょに降車
さすがに降りたホームで袋の中を見ていた
そこにも香りと乗客の視線が漂っている
だからなんだっていう訳ではないが
そんなに本が面白かったのかな?
誰の、なんという本なのかな?
なんて気になってきた
それより・・・冷え切った空気に日本酒の香り、
おでんが食べたい!
お兄さんの白っぽいジャンパーが
一瞬はんぺんに見えた
そんな今日の帰り道
雑誌を読んでいると
カシャンってな音が・・・
顔を上げて見ると
斜め前のお兄さんの荷物が倒れていた
ん~~とその手提の紙袋を見ていると、
そこから透明な液体がすうっと広がってきた
げげっ サ、サリン!
だなんて考えすぎ
あわててお兄さんは紙袋を起こし
中身を確認
その間にも液体は流れ出ている
プ~ン・・・なにこの匂い
そう!日本酒の香り
でも気にもせずお兄さんは本を読み始める
その間にも液体は流れ出ている
お兄さんは気にせずに読書
いやいや良い香り
なんか酔ってきそう
その間にも液体は流れ出ている
お兄さんは気にせずに読書
みんなの注目を一気に浴びながら
次の駅でいっしょに降車
さすがに降りたホームで袋の中を見ていた
そこにも香りと乗客の視線が漂っている
だからなんだっていう訳ではないが
そんなに本が面白かったのかな?
誰の、なんという本なのかな?
なんて気になってきた
それより・・・冷え切った空気に日本酒の香り、
おでんが食べたい!
お兄さんの白っぽいジャンパーが
一瞬はんぺんに見えた
そんな今日の帰り道