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法華文句記巻十

2025-01-29 13:32:00 | 日記
人の地に倒れて還つて地に従(よ)りて起つが如しとは
譬えで、ある人が地面に倒れても、かえって地面によって立ち上がるように、ある人が正法(法華経)を謗った罪によって地獄に堕ちても、とにかく正法との縁が結ばれて、かえって
その正法によって救われるの意
である。
だから「故に正法の謗を似て邪の堕を接す」とは正法を謗ることによって地獄に堕ちても、遂に正法を信受するならば、邪見によって悪に堕ちることをも
包摂して、すべて救われることになる、という意味である。


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