芸術の秋は国際映画祭の季節でもあります。衛星放送でもその模様が放送されます東京国際映画祭は年々充実度も知名度も高まって、海外の映画ファンの熱い視線も感じる映画祭へと発展しています。大阪では、11月にヨーロッパ映画祭が開催されます。ヨーロッパの多様性を伝えるユニークな映画祭で、この映画祭の主催者のパトリス・ボワトーさんがまたとりわけユニークで興味の尽きない素敵な映画人です。何度か一緒にお仕事させて頂いて、映画に賭けるその情熱と純粋さに感銘を受けました。「大人、時々、少年」のような無邪気さが、本来の博識、教養、落ち着きに絶妙にブレンドされていて、とても魅力的なフランス紳士です。
大阪ヨーロッパ映画祭の素晴らしいところは、ヨーロッパのあらゆるジャンルの映画を日本で初上映するだけではなく、映画とともに監督、俳優陣等の映画人とじかに触れ合い、話し合う機会が持てるということです。映画好きの人にはサイン会やトーク・セッションは本当にお薦めの楽しいイベントです。他にもオールナイトで楽しめるCMフェスティバルもあります。これは若者達の間で大いに盛り上がっているイベントです。さすがに私はもはやオールナイトでは眠ってしまいそうで周りの人に迷惑をかけそうですが、参加した人達の話では、「おもろいよ~、楽しかったよ~」ということですので、これは、夜型の面白いもの好きの人にお勧めのイベントです。さらに詳しいことは大阪ヨーロッパ映画祭の公式サイトを是非、ご参照下さい。
今回は、お世話になっておりますパトリス・ボワトーさん主催の映画祭を真面目に宣伝、広報致しました。パトリスさん、時間がありましたら、このページ、読んで下さいね。そして、今後、名誉委員長として、パトリスさんの大好きなファニー・アルダンさんを是非一度、ご招待して下さい。ジェーン・バーキンさん、キャロル・ブーケさんも口説いて下さい。宜しくお願いします。今年も大阪ヨーロッパ映画祭のご成功を心よりお祈りしています。