(Human Development Reportより、2000年の世界のバランス)
生きていれば、2015年には43歳、2025年には53歳に私はなっている。
『2015年までに世界の貧困と飢餓を半減する。』
これは、2000年9月国連ミレニアムサミットにて採択された国連ミレニアム開発目標(ミレニアム・デベロップメント・ゴール、MDGs)の8つの目標の一つです。
小難しい話は抜きにして、現在がどんな状況にあるのか、是非こちら↓をご覧下さい。
★Human Development Report (Animation)★
http://hdr.undp.org/statistics/data/animation.cfm
著者のジェフリー・サックス氏は、「おそらく世界で最も重要なエコノミスト」「”世界で最も重要な100人”の指導者の一人」と言われているそうで、本書の冒頭には、U2のボーカル/ボノ氏から次のような序文(抜粋)が寄せられています。
「これは私たちがこの仕事をなしとげるためのハンドブックなのだ。」
「これまで長きにわたってこの世に頑強に存在しつづけた強者と弱者の間の腐った関係に終止符を打てる最初の世代なのだ。」
「そうなろうとする意志が私たちにあるだろうか?恵まれた場所にいる私たちは自分たちの持つ力に気づくだろうか。それとも、耳元のかすかな囁きを無視し、聞こえないふりをして、豊かさのなかでのうのうと眠りつづけるだろうか。その必要もないのに、毎日一万五千人がエイズ、肺結核、マラリアで死んでゆく。母親、父親、教師、農民、看護師、技師、子供たち。これがアフリカの危機である。これは他人事として聞き流す夜のニュースではない---これは私たちの危機なのだ。
この本のページをめくる未来の世代には、私たちがこの重要な問いにどう答えたかがわかるだろう。その証拠は、彼らのいる世界に見られるだろう。歴史が私たちを裁くだろう。しかし、それがどんな歴史になるかは私たちの行動による。私たちがいったい何者なのか、何をしてきたのか、どんなことで記憶されたいのか。私たちの世代がその方法を知らなかったとは決していえない。それをする余裕がなかったともいえない。それをしない理由があったともいえない。全ては私たちの判断いかんにかかっている。責任をよそにシフトするのか、それとも、この本で教授が提案しているように、パラダイムをシフトさせるかなのだ。」
私たちは貧困を救える環境にあり、もはやその方法も明かされている。
見なかったフリをしてもいいけれど、何もしなければ、それは私たちの恥になる。
本書の謝辞には、実に多くの貢献者の名が登場するが、これを読んだだけでも、ジェフリー・サックス氏の強く熱い意志が伝わってきて、胸が熱くなった。
世界のまずしさが”ほっとけない”と感じる人は日本にも多くいるし、まずは本書を広めるところから、”Pay it forward.”したいと思います。
……結果は全て、私たちの取組み次第。
ミレニアム開発目標の説明(国連開発計画UNDPのHPより)
http://www.undp.or.jp/mdg/index.html
ミレニアム開発目標の各目標とターゲット、指標
http://www.undp.or.jp/mdg/mdgs.html
生きていれば、2015年には43歳、2025年には53歳に私はなっている。
『2015年までに世界の貧困と飢餓を半減する。』
これは、2000年9月国連ミレニアムサミットにて採択された国連ミレニアム開発目標(ミレニアム・デベロップメント・ゴール、MDGs)の8つの目標の一つです。
小難しい話は抜きにして、現在がどんな状況にあるのか、是非こちら↓をご覧下さい。
★Human Development Report (Animation)★
http://hdr.undp.org/statistics/data/animation.cfm
貧困の終焉―2025年までに世界を変える著:ジェフリー サックス(Jeffrey D. Sachs), 訳:鈴木 主税, 野中 邦子 早川書房このアイテムの詳細を見る |
著者のジェフリー・サックス氏は、「おそらく世界で最も重要なエコノミスト」「”世界で最も重要な100人”の指導者の一人」と言われているそうで、本書の冒頭には、U2のボーカル/ボノ氏から次のような序文(抜粋)が寄せられています。
「これは私たちがこの仕事をなしとげるためのハンドブックなのだ。」
「これまで長きにわたってこの世に頑強に存在しつづけた強者と弱者の間の腐った関係に終止符を打てる最初の世代なのだ。」
「そうなろうとする意志が私たちにあるだろうか?恵まれた場所にいる私たちは自分たちの持つ力に気づくだろうか。それとも、耳元のかすかな囁きを無視し、聞こえないふりをして、豊かさのなかでのうのうと眠りつづけるだろうか。その必要もないのに、毎日一万五千人がエイズ、肺結核、マラリアで死んでゆく。母親、父親、教師、農民、看護師、技師、子供たち。これがアフリカの危機である。これは他人事として聞き流す夜のニュースではない---これは私たちの危機なのだ。
この本のページをめくる未来の世代には、私たちがこの重要な問いにどう答えたかがわかるだろう。その証拠は、彼らのいる世界に見られるだろう。歴史が私たちを裁くだろう。しかし、それがどんな歴史になるかは私たちの行動による。私たちがいったい何者なのか、何をしてきたのか、どんなことで記憶されたいのか。私たちの世代がその方法を知らなかったとは決していえない。それをする余裕がなかったともいえない。それをしない理由があったともいえない。全ては私たちの判断いかんにかかっている。責任をよそにシフトするのか、それとも、この本で教授が提案しているように、パラダイムをシフトさせるかなのだ。」
私たちは貧困を救える環境にあり、もはやその方法も明かされている。
見なかったフリをしてもいいけれど、何もしなければ、それは私たちの恥になる。
本書の謝辞には、実に多くの貢献者の名が登場するが、これを読んだだけでも、ジェフリー・サックス氏の強く熱い意志が伝わってきて、胸が熱くなった。
世界のまずしさが”ほっとけない”と感じる人は日本にも多くいるし、まずは本書を広めるところから、”Pay it forward.”したいと思います。
……結果は全て、私たちの取組み次第。
ミレニアム開発目標の説明(国連開発計画UNDPのHPより)
http://www.undp.or.jp/mdg/index.html
ミレニアム開発目標の各目標とターゲット、指標
http://www.undp.or.jp/mdg/mdgs.html
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