今さら紹介するまでもないでしょうが、自らの分身『 Mr.しも 』や友人をモデルにされた『ザ・ミック』というオリジナルレスラーを製作され、実在の有名レスラーや他製作者さんのオリジナルレスラーの対戦動画を始め、ブログにて様々な活動をされているMr.しもさんを信ちゃんラーメンに招き、一献しながら色んな話を聞いてますのでその模様をどうぞ✨
桜神「おつかれさまです。
先日は桜神とMr.しもの過去から三花でのタイトルマッチに至るまでのストーリーをありがとうございました😊
憧れの動画に出させて頂いたり、交換日記のようにアンサーブログを作ったり、とても楽しませてもらいました✨」
しも「2つのブログでそれぞれの視点から物語を紡ぐ。
これは滾りましたね~!
最初っからオファーして
もっと大作を作り上げれば良かったなぁなんてちょっと後悔もあったり(笑)
それにしても・・・
たまらない面白さでした!
ありがとうございました。」
桜神「おっさんたちの交換日記楽しんでもらえたんですかね笑
でも、しもさんも楽しんで頂けたようで、すごくうれしいです😊
今回はMr.しもと桜神の過去のストーリーを描かれたわけですが、そもそも『Mr.しも』というレスラーの誕生について教えてもらっていいですか?」
しも「自分をモデルにしたオリジナルレスラーを作るというコンセプトで生まれたキャラクターです。
身長もなければパワーもないので、レスラーとしての才能は皆無なんですけど、そんなキャラだからこそ、色々考えながらでないと戦えないわけで。
常に背水の陣を敷いた状態で、戦術を捻り出しながら戦っているイメージですね。」
桜神「私もですけど、やっぱ自分がレスラーだったらって考えちゃいますよね✨
Mr.しもというレスラーのリアリティはやはりその辺りから来てるんでしょうね😊中の人、しもさんも発想や視点なんかが通ずるものがあると思うんですけど、その辺りのスタイルで参考にしたレスラーっているんですか?」
しも「ゴミを投げられそうでアレですが、これが意外にもノアの丸藤なんです。
当時の丸藤の試合って、試合中に思いついたことは何でもやっちゃうような無邪気さが感じられたんですね。
毎試合毎試合、違う試合展開になって面白いんですよ。
自分もそんな試合ができたらなと。」
長浜「(拳を握る)」
桜神「おっおっおやっさん💦
あっ💡焼きラーメン追加で‼️ふぅ・・・
ごめんなさい😅丸藤なんですねぇ✨語れるほど詳しくはないんで恐縮ですが、丸藤の閃きとか試合の組み立てって独創性がありますもんね‼️
では『Mr.しも』というリングネームはどのようにして生まれたんですか?」
しも「『しも』という部分は本名の一部から取っています。
『ミスター』は・・・できるだけ弱そうな響きのリングネームを探した結果、辿り着きました(笑)
ビジュアル面もそうなんですが、『いかに弱そうな第一印象を与えられるか』をひたすら考えた結果がコレなんですよね。
青ひげとかピンクのショートタイツとか。
まぁピンクは私の好きな色でもあるんですけど・・・。
あとは他の人と絶対にかぶりたくなかったので、検索しても他にヒットしないワードというところにも
こだわりました。」
桜神「本名に『しも』、そしてピンク・・・
もしや中の人は志茂○景樹さん⁉️
それでしたら色んな意味で衝撃が走りますね笑」
桜神「正体に触れるのはこの辺までにして😁
Mr.しも選手を掘り下げていきますね。
技のこだわりについて教えて下さい。」
しも「元々、Mr.しもの成長を描きたいという狙いでしたので、基本技を中心に技設定を組んでみたのですが
まさか5年経ってもここまで成長しないとは・・・(笑)
でも、先ほども少し触れましたが、技がオーソドックスだからこそ違う部分で魅せなければいけなくなりますから、それが逆に長く続けられている秘訣になっているのかもしれないですね。」
桜神「桜神も地味目ではありますけど、しもさんはそれに輪をかけてオーソドックスですよね✨
でもベテランのレスラーになるほど、使う技は洗練されていって少ないですからね。
Mr.しも選手もその域にいってるんですねぇ😏
オーソドックスな技を並べる事で必殺技がより輝いてると思うんですが、Mr.しも選手の必殺技『しもドリラー』はどのように生まれたんですか?」
しも「Mr.しもの原型にあたるキャラクターはキングオブコロシアム2あたりから作り始めていて、そのときの必殺技はブルドッキングヘッドロックだったんです。
この技、ファイプロですと大技扱いになるんですが、「どうしてこんな地味な技が大技なんだろう?」と子供ながらにずっと疑問に思っていた技でして・・・。
逆にパイルドライバーが中技扱いだったのもどうしても納得ができなくて、そんな不思議な技2つをそのまま得意技にしちゃいました。
既にある技に別の名前を付けるという行為はあまり好きではなかったのですが、代名詞的な技も必要だろうと思い、パイルドライバーに『しもドリラー』と命名しました。
『しもドリラー』という技名は・・・実況中のその場の思い付きですね、確か(笑)
まぁ必殺技と言っても、この技で決めたことないんですけど・・・(笑)」
桜神「カウント1で返される所込みでの必殺技ですもんね(笑)『しもドリラー』いいですよねぇ✨
私がしもさんの動画見るようになって、『しもドリラー』ってしもさんがクリエイトで作ったオリジナル技だと最初思ってました🤣ファイプロにもこの技があるなんて当時はまったく知らなかったです(笑)
力のなさを上手くカバーしたMr.しも選手らしい必殺技ですよね😊」
桜神「Mr.しもと言えばしもドリラーもですが、いわゆるジョバーというポジションなんですが、なぜジョバーの道を選んだんですか?」
しも「強いキャラクターを作るよりも、弱くても印象に残るキャラを作る方が難しくてやりがいがあると感じたんですよね。
人と違うことをしたくなる性分もあったと思います。強くてカッコイイキャラは別に私じゃなくても作れるじゃないですか。桜神さんとかね(笑)
自分にしかできないことをしたかったので。」
桜神「なんか含みのある言い方(笑)
でも人と違うことしたくなるってのは、もの凄くよく分かります‼️
私もいかにオリジナルであるかこだわりたいですもん😏
でもジョバーという発想はなかったです。そのポジションがあったか‼️と正直羨ましかったです✨
でも自分をモデルにしてるレスラーで強くありたいとか勝ちたいとは思わなかったんですか?」
しも「ジョバーなんですけど、どうやって負けようかとは考えてないです。
Mr.しもというキャラだったらこの相手にどうやって勝とうとするだろうと、勝つ為の方法を考えながら試合構成を練ってますね。
それが最高に楽しいんですよ。勝てるわけないのに(笑)
それに成長の余地がない完成されたキャラなんて、すぐに飽きちゃうじゃないですか。」
桜神「おぉ✨その発想深いですね‼️
確かにMr.しも選手の試合に向けての秘策だったり、試合の立ち回りは勝利に向けてのものですもんね。
その姿が試合の面白さにも繋がってるんでしょうね😊
Mr.しも選手の深みを垣間見れた気がします✨
他のオリジナルレスラーを作ろうとは思わないんですか?」
しも「オリジナルを作る才能が自分にはないと思ってるんですよ。
Mr.しもと、友人をモデルにしたザ・ミックというキャラだけですね。
自分自身で満足できているオリジナルは。
この2人の成長を描くだけでお腹いっぱいです。」
桜神「そうなんですねぇ🤔
むしろオリジナルを作る才能に溢れてると思いますけどね✨けどその深さゆえ、多くのオリジナルには行き届かないのかなとは思いますけどね😊
同じような立場で言うようで恐縮ですが、2人でお腹いっぱいってそれすごく分かります(笑)
私も桜神と紅陽、いやむしろ桜神でお腹いっぱいです😅
でもしもさん『ほっこりプロレス』の選手を作成されてますよね🎶」
しも「ストーリー上、やむを得ず作った架空団体で、正直必要性がなければ作ってなかったです。
たまにほこプロの他の選手の試合が見たいというリクエストをいただきますが、良いアイディアが生まれてこないんですよ。愛情が足りないからだと思います。
およそプロレス団体とは思えない団体名には2つの意味を込めていて、1つは多少無茶な展開があっても読者の皆さんに笑って許してもらえるような力の抜ける響きの団体名にしたかったこと、もう1つはそんな団体なんですけど私なりのプライド(=ほこり)を持って描いてるんですよと。
なかなかシャレてるでしょう!?(笑)」
桜神「シャレトンシャア✨
『ほっこり』に込められた意味、前者はイメージあったんですけど、まさかそんなカッコいい理由が隠されてたなんて‼️
何気にいちゃもんつけられたり、信ちゃんラーメンから流れが生まれたりと予想外に存在感出てますけど😁
しもさんって1つの事に対する設定だったり、背景だったりに凄くこだわられるんじゃないかなぁ✨と勝手に思ってます。
だから逆に多くのオリジナル作成に至らないのかなと。そんなオリジナルを作るコツってありますか?」」
しも「それはむしろ私が聞きたいくらいなんですが、個人的に思っているのはリアルのプロレスをマネていくよりも、漫画やアニメのキャラのイメージでちょっと誇張したキャラを作った方が、見ている人には面白いと思うんですよね。
ヴァーチャルな部分とリアリティの部分のバランスが大事だと思ってましてどちらかに寄りすぎてもダメというか。
リアリティがなさ過ぎると、見る側は冷めてしまって興味が持てなくなりますしリアリティがありすぎると、それなら別に現実のプロレスで事足りるじゃんって
話になっちゃいますし・・・。」
桜神「そうですねぇ‼️そのバランスは私も考えます。
オリジナルで大事なのは設定なのかなぁと最近思っててそこがしっかりあると、キャラっぽさにリアリティがうまく乗っかるような気がします🤔
ファイプラー達は個性が溢れててすごいですよね✨」
桜神「そういう意味でも【Mr.しも杯】はすごくいい企画でした😊参加者たちの設定やこだわりを聞く事でやっぱ愛着ありますもんね‼️
それ繋げるために『桃炎隊』を結成したんですが🍑
ある意味生みの親として『桃炎隊』ってどう思われます?」
しも「私から奪い取った引き継いでくれたやつですね(笑)
たいていの団体は所属選手全員を1人のプレイヤーが作ってることが多いので100%の愛情を10選手に分散したら1人10%ずつになってしまうんですけど、桃炎隊は1プレイヤーが1~2選手くらいしか提供していないので、50%とか100%のエネルギーを宿したオリジナルレスラーが集まるわけでこれは大きなアドバンテージだと思いますね。
統率をとっていくのは大変なことだと思いますが、頑張って下さいね!」
桜神「実はここだけの話・・・
私って桃炎隊結成呼びかけただけでリーダーとは一度も名乗った事ないんですよ‼️
でもありがたい事に、周りにそういう風に言って頂くようになって、今さら違うとも言えない😅何よりそう思って頂けるならそれを背負おうと今はリーダーとして責任感持ってます💪
私としては、それぞれの魅力を周りのファイプラーにも知って頂きたいですね✨桃炎隊一人一人にほんと語れる所あるんですよ😏
そんな思いの中、特別最高名誉顧問・Mr.しもが桃炎隊入りしてくれたのはうれしかったです😊って『統率頑張って下さい』なんて丸投げですか(笑)」
しも「・・・というのは冗談で、もちろん私のブログでも盛り上げていきたいと思ってます。
それぞれの選手のサイドストーリーを描いたりして、個人や大会の注目度を上げられないかと考えてたりしますが、私の色が入ることを望まない方もいるでしょうからね。
その辺はうまいことバランスを取りながら・・・。」
桜神「そんな方いますかね🤔
むしろ絡んだり、対談したい方多いと思いますけどね✨
早速、KENJIくんのサイドストーリーが始まったわけですが、これすごく面白いですよ‼️
こんな形でメンバーにスポットが当たるのは私が望んでいた事が実現するようで嬉しいです🎶
ちなみにストーリーを終えたばっかで欲しがるようですが😏桜神ってどう思います?」
しも「基本技を中心に技設定ができていて素晴らしいですし、対戦相手によって試合内容がガラッと変えられる
オールラウンダーっぷりはスゴイなと。
Mr.しも杯の時点でかなり仕上がっていたのに、今はそこから更にブラッシュアップされていて、よりバランスが良くなった印象です。
成長性という部分でもまだまだその余地が沢山ありますし、あと20年は遊べるキャラクターですよね。
そこまで桜神さんにやる気があるのかわかりませんけど(笑)
桜神という名前もインパクトがあって、一度聞いたら忘れないじゃないですか?
オリジナルはどうやってインパクトを残すかが最初の関門なので、名前とビジュアルでそこをクリアーできているのも大きいですね。さすがです、脱帽です。」
桜神「勿体ないお言葉✨
自分じゃ客観的に見れないんで、名前や見た目がそんな風に見えてるというのは勉強になります😊
こうなればあと30年くらいやっちゃいますか(笑)
オールラウンダーっていうよりは、相手によって戦法を変えないとそれこそただ地味なレスラーで終わっちゃいますからね😅その辺りはもしかしたらMr.しも選手と似ているのかもです😏
いやぁ〜気分いいです(笑)
よし‼️2軒目行きますか🍶?」
しも「私、下戸なんで。」
桜神「えーーーー‼️‼️‼️
今まで何飲んでたんですか(笑)
それならこないだ言ってたお寿司をご馳走に・・・」
しも「それはそれで(笑)」
ピンクのおっさんたちの夜は更けていく・・・
◎この対談のあれこれ
少し前の桜神とMr.しものストーリーの終わりにしもさんのブログで対談をさせて頂いたんですが、その頃しもさんより「私も語りたくなりました笑」との事で今回のお話を頂きました✨
お話を頂いて地道に月日が流れての公開となりすいません😅
改めてしもさんについて色々知れて貴重な機会になったと思います✨
そしてこの対談企画もパクらせて参考にさせて頂こうかなと思いました😏
まぁ私はしもさんのようにストーリーは描けませんけどね🎶