Chiakiの徒然日記

感謝の言葉

アガサ・クリスティの本を再び読み始めて気付くのが、使用人たちの愚痴に出てくる「感謝の言葉」。
主人たちから一向に感謝の言葉がもらえないことを、愚痴っているんだけど…。

これって現代にも当てはまるなぁと思いながら読んでいる。
お金を払っているのだから当たり前、ではなく、一言「ありがとう」。
ちょっと言葉を添えるだけでお互いに気持ち良くなる。

20代も半ばになったあたりから、自然と口をついて出てくるようになった「ありがとうございます(した)」。
コンビニで、スーパーで、公的機関の窓口で。
自分が客でも「ありがとうございます(した)」。
タイミングを逸してしまったときは、会釈で済ましてしまうこともあるけど、基本的には必ず口にしている。
20代前半までは照れ臭かったけど、今はそんなことはない。

クリスティの小説では、主人たちは使用人のそういう愚痴が理解できないのだけど、
そういう時代だから当然なんだろうけど、クリスティがそう書いているということは、
クリスティ自身、「ちょっとぐらい感謝の言葉なり褒め言葉なりかけてやってもいいんじゃない?」と思っていたんじゃないかな?

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