Chiakiの徒然日記

「鳴神戦隊サンダーボルト」

…と言っても新戦隊の名称ではないよ。
新戦隊の公式発表はまだだけど、まぁ、今出回っている噂で決定なんだろうな。

この戦隊の名前。



この本の中に出てくる、戦隊シリーズの1つ。
作中設定では、1995年の作品ということになっている。
現実世界では「超力戦隊オーレンジャー」の年ですな。

「雷」「稲光」などをモチーフにした戦隊…とのことだけど、そのあたりは上手く表現できるだろう。
私が気に入ったのはそのネーミング。
「サンダーボルト」というのが使えるかどうかは別にして、最近の第一印象「何、そのネーミング」というのに比べたらはるかに…、ねぇ?
作中では、鍵を握る作品ということで、結構綿密に設定等練られている。
東映さん、これをたたき台にして映像化してみません?(笑)

帯に書いてある「公開中止になった幻の映画」というのが、「鳴神戦隊サンダーボルト」の夏の劇場版のこと。
レッド役の俳優の不祥事(犯罪行為)によりお蔵入りになってしまったのだが、実は……。
これから読む人のために、この後の展開は書かないけど、戦隊シリーズが好きな人間としては何とも言えない複雑な気持ちにさせられた。

最初、二人の作家の合作ということで、読みにくい個所、読みやすい個所とハッキリ分かれていたのだが、
ある程度ストーリーが進んだら読みにくい個所が消えた。
文体に慣れたというのもあるかもしれない。
色々な人物が複雑に絡み合い、そして一つの結末に向かって収束していくという様子はハラハラさせられた。

あまりに展開がハラハラドキドキ過ぎて、一度先にエピローグに目を通してしまったほど(笑)
「あ、この人たち無事なんだ」ととりあえずホッとさせてもらって、落ち着いて読むことが出来たかな。

500ページを超える長編だったし、最初読みにくい個所もあったので時間はかかったけど、150ページ目あたりを過ぎたあたりから
物語の世界に入り込んで行けたかなと思う。
もしかしたら、今年最大の長編作品だったかもしれない(笑)

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「書籍・読書・感想」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事