Chiakiの徒然日記

お酒なら…

まだ弟が学生だった頃、正月に帰省してきた際に、大学の友達に地酒を買って帰るという約束をしていた。
その日は、母方の祖母の家で新年会が行われていたのだが、酒を買いに行かなければならない、
と弟は飲酒していなかった。
それほど強い方ではないので、誰も特に疑問に思わなかったのだが…。
ふと弟が漏らした疑問。
「地酒ってどんなのかな?どこに行けば確実に手に入る?」

その場にいた一同がうーん…と考え込んでいた時に、叔母が言った一言。
「うちにあるの持って行っていいよ」
お歳暮で届いたお酒を持って行っていいと言うのだ。
これにはビックリ。
さらに銘柄を聞いてビックリ。
超地元(私たちが通っていた中学校のすぐ近くの酒蔵)で作られているお酒、大吟醸。
弟は大歓声。
何本かが箱詰めされているもので、1本だけは既に開けられていたのだが、
残りは全て手つかず状態。
瓶もなかなかお洒落で、飲酒後は一輪ざしとしても使えそうなもの。
「学生が大吟醸なんて飲めないでしょ。この機会逃すと一生飲めないかもよ(笑)」
「うちにあるのに、わざわざ買いに行く必要はない。お金が勿体ない」
叔母の説得(というほどのものではない)に弟はいとも簡単に陥落(笑)
それまで飲まずにいたお酒を急にあおりだした(笑)

祖母の死後、大吟醸のお歳暮はほとんど届かなくなったみたい。
届いても1~2本。
あの頃のような5~6本というのはなくなったようだ。

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