Chiakiの徒然日記

行政(?)が動く時

私が小学生だった頃のこと。
バレエのレッスンを終えて、交通センターまで歩いていくのに、3度信号を渡らなければならなかった。
上通りと下通りを結ぶ信号での出来事。

電車が走っていて、横断歩道の脇には電停もある。
当時、この電停で鳴る電車の接近音と、信号が出す誘導音が酷似していた。
信号の方は「カッコー、カッコー、カッコー」と鳴り、電車の方は「キンコン、キンコン、キンコン」と鳴る。
文字にしてみれば、全く違うのだが、聞いてみると健常者でも一瞬間違ってしまうほど似ていた。

ある日、新聞に投書が載った。
「目の不自由な、ステッキを持った人が赤信号なのに電車の接近音を青信号と間違えて渡ろうとした」
という内容。
幸い、繁華街で沢山人がいたので、事故にはならなかったのだが、こういう事故が起きかけたということで、
ここから先の行政(?)の動きは早かった。
投書掲載からほとんど間をおかずに電車の接近音が変わった。
こんなに早く変えられるのなら、とっとと変えればよかったのに…とも思った。

ここが変わったおかげで、他の色々なところの電車の接近音が変わった。

「洗馬橋」電停では、「あんたがたどこさ」が現在も流れている。

今、電車の接近音と信号の音を聞き間違えたという話は聞かないから、うまく行っているのだろう。
少なくとも熊本市内で、私が知る限り信号の音は「ピヨ、ピヨ、ピヨ」か「カッコー、カッコー、カッコー」だけなので、
他所の県に行って音楽が流れ出した時には面喰ったものだ(笑)

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