お疲れ様、ありがとう。

サッカー日本代表のGK、楢崎正剛選手が代表引退だとか。
驚きと同時に「そうだろうな…」という納得する面もある。
楢崎選手と川口選手。
この2人がいると安心感はあった。
だけど、いつかはこの2人だって「引退」しなければならない。
若手だって台頭してもらわないといけない。
だから、W杯でゴールを守ったのが川島選手だったことは、純粋に喜べた。
彼らを超える選手がついに出てきたか、と。

楢崎選手がルーキーで入団したのが、横浜フリューゲルス。
当時のJリーグは前期、後期制だった。
後期の最初の試合で、当時の正GKが3カ月の出場停止を食らってしまった。
その3カ月の出場停止期間に、一気に正GKの座を射止めたのが楢崎選手。
ファンクラブの会報誌にコラムを寄せていた時期もあり、すごく親近感のもてる選手だった。
最初の頃、選手名鑑等に「徳島出身」と書かれるのがイヤだと言っていたのも印象に残っている。
徳島は生まれただけで、実際に育ったのは奈良だ！
と主張して、見事、出身地を奈良県に変えることに成功した。
たぶん、お母さんの実家が徳島なのかな？里帰り出産だったのかな？
と推測しているけど、真相はいかに？

　
楢崎選手の雄姿を代表選手として見ることができなくなるのはさびしい。
だけど、後に続く選手には、楢崎選手が代表復帰せざるを得ない状況を作ることだけは避けてほしい。
でないと、日本代表は先がないだろうから。

チームではまだまだ頑張るということなので、応援していきたい。
広島ビッグアーチで、試合前の練習の一時、手を振り返してくれたこと、今でも覚えている。
フリーキックやコーナーキックのときの掛け声も覚えている。
「守れ、正剛！」

代表、お疲れさまでした。
今後、チームでの活躍を祈っています。