Chiakiの徒然日記

それはまずいでしょう

病院に勤めていたときのこと。
脳外科でMRIを撮った患者さんがいたんだけど、オーダーを受けた技師さんが勘違いしたのか、
ドクターのオーダーとは違う部分が撮影されていたということがあった。
ドクターがそれに気づき、患者さんに謝罪したうえで、撮り直しとなった。
患者さんは特に激昂することもなく、「あ、そうですか」という感じで
再びMRI撮影に向かって行った。

そういうやり取りがあったということを、看護師さんたちが話題にしていたんだけど、
「○○先生、謝らなきゃいいのにぃ」
という看護師さんの言葉には耳を疑った。
嘘も方便で「撮影した部分がちょうど途切れてる」とかなんとか言えばいいいのにって。
心の中ではえぇぇ!?状態だった。

規定により、この場合の失敗した方の撮影料・診断料・フィルム代は一切取れない。
病院の損失となる。
それを看護師さんたちは問題にしていた。
違うでしょ~!と言いたかったけど、言えなかった。
私からすれば、患者さんが激昂しなかったことを感謝すべきだと思った。
いや、もしかして激昂しなかったから「謝らなければよかったのに」ってなったのか?
謝らなければよかった=追加撮影=病院の損失なし??
でも、そんなことしていると、病院の信頼なくすよ?

裏ではこんなことも行われているんだ、とちょっと驚いた次第。

余談だが、病院の職員だった時代、体調を崩して救急外来にかかったときに、
血液検査が行われたのだが、その際に「血液が足りなくなった」とかで再度採血されたんだけど…。
あれは2度の手技になっているのか。それとも1回?
職員ということで自己負担がゼロ(自己負担分は病院の負担)だったので、確認する術はないんだけど、ちょっと気になる。

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