Chiakiの徒然日記

おくりびと

18日にセブンイレブンで受け取った荷物の1つがこのDVD。
映画館で見ることが苦手な私が、アカデミー賞の外国映画賞を取った後に注文した。
ちょっと重い雰囲気から入ったかと思えば、クスッと笑ってしまう展開に引き込まれた。
納棺師。
そんな職業があるなんて、全然知らなかった。
だけど、そういう仕事をする人がいなければ、火葬も埋葬もできないよなぁと思った。
「ちゃんとした仕事をしろ」と迫る友人や妻に疑問を抱く主人公。
「ちゃんとした仕事」って何?
それに応えられる人っているだろうか。
決していい加減な気持ちではなく、真摯に仕事と向き合う主人公に共感した。

父が納棺されるとき、私たち家族は遺体を安置した部屋から出ているようにと指示された。
だから、父を寝巻きから背広に着替えさせるところは見ていない。
次に父を見た時は、すでに納棺されていた。
この映画を見て、私たちも納棺に立ち会えたら、また違った感情が湧きあがってきたかもしれないと感じた。

全部見終わったとき、この作品が日本国内だけでなく、世界的にも評価されていることを身をもって実感した気がした。

映画の内容とは話が変わるけど、遺影用の写真はきちんと撮っておいた方がいいですよ。
「縁起でもない」なんて言わないで。
父は56歳で他界しましたが、最近撮影した写真でいいものが見つからなくて、43歳の時の写真が遺影になってます。
はっきり言って若すぎます。
せめて2年に1度くらいは撮っておくことをお勧めします。
「また来年、撮れるように元気でいようね!」と前向きな気持ちで撮影されるといいかと。
スナップ写真でいいわけですから、何かの行事で正装したときに、正面写真を撮っておくといいと思います。

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