今日から弥生3月!という事なので昨日に引き続き、春らしい<梅>に関するお話です。
皆さん<梅ビーフ>をご存知でしょうか?「牛肉の梅肉和え」みたいなものではありません。
と言う私自身、恥ずかしながら今日まで知りませんでした。
実はこれ、大阪で生まれたブランド牛肉なのだそうです。
そこでちょっと詳しく調べてみました。
するともう一つびっくりする事が分かりました。まずそちらの報告から。
梅酒の生産量が多いのは何処でしょう?和歌山?それとも茨城?多分に皆さん、梅干で有名な所を想像されますよね。
ところが梅酒の場合はちょっと違います。全国の梅酒生産量の7割を占めているのが《大阪》、それも南河内(みなみかわち)地域で占められていたのです。
でもなぜ南河内なのでしょう?
ではちょっと質問です。<梅酒>と聞いて思い出すメーカーは何処でしょうか?
そう、この南河内の大阪府羽曳野市駒ヶ谷と言う所にあるのが、多くの方が最初に思い浮かんだであろう『チョーヤ梅酒株式会社』なのです。
だから大阪府が梅酒の生産量日本一なのです。
全国的にはあまり知られてはいないと思いますが、大阪府の中河内から南河内と呼ばれる地域は、戦前から葡萄の生産が続けられています。
『チョーヤ梅酒株式会社』さんの歴史も大正時代の葡萄栽培とその後の葡萄酒作りから始まっておられます。
リキュールとしての梅酒の生産を始められたのは昭和34年(1959年)と、決してものすごく古いわけではありませんが、今では国内のみならず世界中に梅酒を販売する《梅酒メーカー》さんになられておられます。
と言うわけですから、生産する梅酒の量は莫大な量です。また、それに伴う醸造後の漬け梅の量も年間6000トン以上あり、一部は食品副原料への再利用も行なわれているのですが、やはりほとんどが廃棄(産廃業者へ委託)されている状態でした。
そこでこの廃棄物である漬け梅の有効利用法を同じ羽曳野市内にある『大阪府立食とみどりの総合技術センター』に相談し家畜飼料にしてみようと言う事になりました。
そして堺市にある牧場に協力してもらい牛の飼料として与えてもらいました。
センター側でも2000年から20002年にかけて、牛に漬け梅を与えた場合の効果を調査し、生育や肉質に有効性があったとの発表を行ないました。
こうして大阪発信のブランド牛肉、《梅ビーフ》が誕生しました。
正式銘柄は《大阪ウメビーフ》として登録されています。
このように立派なロゴマークも作られ、特許並びに商標出願も済んでいます。
牛達は毎日、1から5kgの漬け梅を食べているらしいです。梅の種はきちんと割ってもらっているとの事。
アルコール漬けの梅ですから酔っ払ってしまいそうな気もしますが、酪農家さん曰く、大丈夫との事です。(松阪牛にはビールを飲ませたり、ビールでマッサージすると聞いた事があります。お肉が柔らかくなるらしいです。)梅酒効果できっと柔らかいお肉になる事でしょう。
ただ、問題が一つ。肝心の“お肉”の流通量が少ないのです。現在のところ3件の酪農家さんが肥育しておられますが、1ヶ月に出荷出来る牛の数は20頭程度しかないらしいのです。
そこで食べられる所(購入出来る所)を調べてみました。
一応、ネット上では、<リーガロイヤルホテルのハンバーグ>の形で流通しているようです。
レストランとしてはリーガロイヤルホテルの他にはロイヤルホストの難波御堂筋店でも扱っておられるようです。
お肉屋さんについてはこちらからご覧下さい。
「やわらかい」、「ジューシー」、「脂がくどくない」等のコメントが出ているようです。
何分、供給量が少ないようですので一度確認されてから行かれる事をお勧め致します。
私も近いうちに買ってみますね。食べたらまたコメントを載せる予定です。
皆さん<梅ビーフ>をご存知でしょうか?「牛肉の梅肉和え」みたいなものではありません。
と言う私自身、恥ずかしながら今日まで知りませんでした。
実はこれ、大阪で生まれたブランド牛肉なのだそうです。
そこでちょっと詳しく調べてみました。
するともう一つびっくりする事が分かりました。まずそちらの報告から。
梅酒の生産量が多いのは何処でしょう?和歌山?それとも茨城?多分に皆さん、梅干で有名な所を想像されますよね。
ところが梅酒の場合はちょっと違います。全国の梅酒生産量の7割を占めているのが《大阪》、それも南河内(みなみかわち)地域で占められていたのです。
でもなぜ南河内なのでしょう?
ではちょっと質問です。<梅酒>と聞いて思い出すメーカーは何処でしょうか?
そう、この南河内の大阪府羽曳野市駒ヶ谷と言う所にあるのが、多くの方が最初に思い浮かんだであろう『チョーヤ梅酒株式会社』なのです。
だから大阪府が梅酒の生産量日本一なのです。
全国的にはあまり知られてはいないと思いますが、大阪府の中河内から南河内と呼ばれる地域は、戦前から葡萄の生産が続けられています。
『チョーヤ梅酒株式会社』さんの歴史も大正時代の葡萄栽培とその後の葡萄酒作りから始まっておられます。
リキュールとしての梅酒の生産を始められたのは昭和34年(1959年)と、決してものすごく古いわけではありませんが、今では国内のみならず世界中に梅酒を販売する《梅酒メーカー》さんになられておられます。
と言うわけですから、生産する梅酒の量は莫大な量です。また、それに伴う醸造後の漬け梅の量も年間6000トン以上あり、一部は食品副原料への再利用も行なわれているのですが、やはりほとんどが廃棄(産廃業者へ委託)されている状態でした。
そこでこの廃棄物である漬け梅の有効利用法を同じ羽曳野市内にある『大阪府立食とみどりの総合技術センター』に相談し家畜飼料にしてみようと言う事になりました。
そして堺市にある牧場に協力してもらい牛の飼料として与えてもらいました。
センター側でも2000年から20002年にかけて、牛に漬け梅を与えた場合の効果を調査し、生育や肉質に有効性があったとの発表を行ないました。
こうして大阪発信のブランド牛肉、《梅ビーフ》が誕生しました。
正式銘柄は《大阪ウメビーフ》として登録されています。
このように立派なロゴマークも作られ、特許並びに商標出願も済んでいます。
牛達は毎日、1から5kgの漬け梅を食べているらしいです。梅の種はきちんと割ってもらっているとの事。
アルコール漬けの梅ですから酔っ払ってしまいそうな気もしますが、酪農家さん曰く、大丈夫との事です。(松阪牛にはビールを飲ませたり、ビールでマッサージすると聞いた事があります。お肉が柔らかくなるらしいです。)梅酒効果できっと柔らかいお肉になる事でしょう。
ただ、問題が一つ。肝心の“お肉”の流通量が少ないのです。現在のところ3件の酪農家さんが肥育しておられますが、1ヶ月に出荷出来る牛の数は20頭程度しかないらしいのです。
そこで食べられる所(購入出来る所)を調べてみました。
一応、ネット上では、<リーガロイヤルホテルのハンバーグ>の形で流通しているようです。
レストランとしてはリーガロイヤルホテルの他にはロイヤルホストの難波御堂筋店でも扱っておられるようです。
お肉屋さんについてはこちらからご覧下さい。
「やわらかい」、「ジューシー」、「脂がくどくない」等のコメントが出ているようです。
何分、供給量が少ないようですので一度確認されてから行かれる事をお勧め致します。
私も近いうちに買ってみますね。食べたらまたコメントを載せる予定です。
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