今日、職場で、医師に対する悪口を聞いた。
他人の仕事は、簡単に見えるのだろう。
黙って聞いていたら、イラッ!とくることばかりだ。
静観していれば良いところを、
ついつい感情的になり、反論してしまった。
職場の人からは、
「何で、そんなに怒ってるの?
貴女に関係ないでしょ!!」と。
うーん、関係ないことはないのだが、
内緒にしているので、そう思われても仕方ない。
生まれた時から、ずっと見てきているが、
医師&歯科医師の仕事は、
決して、ラクではない!と感じる。
国家資格を取り、研修を経て、
ようやく、一人前になるまでの苦労も、
身近で見ていて、
可哀想な程に思ったこともある。
一人前になってからも、
いつも疲れてる!というより、
疲れ切ってる感じで、、、
オフなんだから、お休みすれば?と、
何度、思ったことか。
これは、知らない人が多いと思うけど、
診察だけではなく、
それとは別に、事務的な仕事もあるのだ。
何やら、文書を作成していた?ような、、、
論文?それとも、発表すること?
よく分からないけど、そんな感じ。
大変なのは、臨床医だけではない。
他の部門?は、知らなかったけど、
病理のドクターの方々の、大変さも、
数年前から、
ほんの少しだけど、垣間見ることが出来た。
(たまたま、ではあるが)
手術中に、迅速だったかな?
(間違えてたら、ごめんなさい)、
ガンの有無&転移など、間違えたら、
命に関わるのだから、責任も重大だと思う。
うーん、ガンだけではなく、
肝臓などの移植する直前にも、
本人の臓器が、まだ使えるのか、否かの、
瞬時な判断が求められるのだ。
いかなる診断を下すのも、
日々、神経をすり減らされていることだろう。
私自身は、素人なので、、、、
それでも、
聞いてるだけで、こちらが疲れてくる程だ。
例えば、、、
ほうれん草と小松菜を見間違えて、
小松菜を買うべきなのに、
ほうれん草を買ってしまった。
あっ、間違えました。ごめんなさい!等と。
そんな野菜のようにはいかず、
相手は、生身の人間なのだ。
そういった面では、
臨床のドクターも、病理のドクターも、
人の命を背負う重みは、
想像に計り知れないことだろう。