私には、歳の離れた兄がいます。
私は、女の子なので、
兄とは違った視線で、
父を見、また接しているので、
母と私の関係性とは少し違い、
男の子と父親の関係って、
目には見えない独特な物が、
そこには、存在しているように、
私には思えて、
羨ましく見えたりする時があります。
父の存在は、
私にすれば、大事な大事な父で、
ただただ1日でも長生きして欲しい。
と思いますが、
兄の場合は、
どうやらそれだけではない感情があるようです。
父が倒れた時、
当時の兄は、
「親父、
大丈夫!大丈夫!」
と連呼して、
父を、抱き締めておりました。
父と息子の会話で、
娘の私には
近寄れない雰囲気が、そこにあり、
私と兄嫁は、病室から出て、待ってました。
後に、兄から聞きましたが、
「いきなり目の前で、
ドアが閉まって、
真っ暗になり、
自分が半分だけ消えた感覚になったよ!!」
続いてこう言いました。
「親父は、
俺の前を歩いてる人。
無意識の内に、
親父の背中を追ってきたから。
だから、もう少し生きててくれないと、困る!」
私の感覚とは、少し違います。
私の場合は、もうショックで、落ち込むばかりでしたが、、、、
兄は、
どうやら父の生き方を、
教科書として捉えているようです。
普段、兄の口から、そう思ってるとは、
聞いたことがなかったので、
少しビックリしました。
母と娘の場合、
私は、
色々な生活の基本だけを教えてもらえば、
後は、自己流で個性を出していこう!
という感覚で、目の前の追う存在とは、違うと思います。
最新の画像もっと見る
最近の「家族」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事