タルの最高傑作アルバムやと思いやす。
ヴァラエティに富み、作品としてとてもよく纏まってますわ。
Autumn in New York / Tal Farlow
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★★★★
#1 I Like to Recognise the Tune
#2 Strike Up the Band
#3 Autumn in New York
#4 And She Remembers Me
#5 Little Girl Blue
#6 Have You Met Miss Jones?
#7 Tal's Blues
#8 Cherokee
Recorded: Nov.15, 1954
Tal Farlow (g)
Gerry Wiggins (p)
Ray Brown (b)
Chico Hamilton (d)
#1、#2(こりゃまた固形感のある朴訥としたギターの音や) とホップ、ステップして、
お目当ての#3へ。
湧きでるフレーズを有りの儘に紡いだような1分半のイントロと、続く即興性溢れる本編...う~ん、素晴らし過ぎるわw
いつかは、さらりとこーゆー演奏ができるよーになりたいもんや。
テーマが、めちゃカッコええ #4、#6。
おそらくタルの最もメローなスローナンバー #5。
ここも即興性溢れる演奏ですな。 レイのアルコ弾きが効果的。
#7 のイントロのコミカルなドラムの音が大好きなんスよねぇ。
こんだけ、ブルージーなタルの演奏は貴重なんやないでしょうか。 音が太いだけにメチャ映えるな。 カッチョええw
そして、ラストの #8。
もー笑うしかおまへん。 タル史上最速ギターなんちゃいますか。 チコのブラシも凄すぎて笑えるww
ここでのレイは、軽快ながら、The Poll Winners に比べれば、オーソドックスな演奏ですな。
『The Swinging~』 ほど、スポーティに、ビバップしていないのは、レイが遊んでないのと、偏にピアニストの違いやと思いやす。
この作品はジェリーでよかったんでは。