Chicago51

ギター、ジャズ、BABYMETAL...ぼちぼちと

鉄の爪

2014年02月17日 | Jazz CD

タルの最高傑作アルバムやと思いやす。

ヴァラエティに富み、作品としてとてもよく纏まってますわ。

 

Autumn in New York / Tal Farlow

★★★★

 

#1 I Like to Recognise the Tune

#2 Strike Up the Band

#3 Autumn in New York

#4 And She Remembers Me

#5 Little Girl Blue

#6 Have You Met Miss Jones?

#7 Tal's Blues

#8 Cherokee

Recorded: Nov.15, 1954

 

Tal Farlow (g)

Gerry Wiggins (p)

Ray Brown (b)

Chico Hamilton (d)

 

#1、#2(こりゃまた固形感のある朴訥としたギターの音や) とホップ、ステップして、

 

お目当ての#3へ。

湧きでるフレーズを有りの儘に紡いだような1分半のイントロと、続く即興性溢れる本編...う~ん、素晴らし過ぎるわw

いつかは、さらりとこーゆー演奏ができるよーになりたいもんや。

 

テーマが、めちゃカッコええ #4、#6。

 

おそらくタルの最もメローなスローナンバー #5。

ここも即興性溢れる演奏ですな。 レイのアルコ弾きが効果的。

 

#7 のイントロのコミカルなドラムの音が大好きなんスよねぇ。

こんだけ、ブルージーなタルの演奏は貴重なんやないでしょうか。 音が太いだけにメチャ映えるな。 カッチョええw

 

そして、ラストの #8。

もー笑うしかおまへん。 タル史上最速ギターなんちゃいますか。 チコのブラシも凄すぎて笑えるww

 

ここでのレイは、軽快ながら、The Poll Winners に比べれば、オーソドックスな演奏ですな。

『The Swinging~』 ほど、スポーティに、ビバップしていないのは、レイが遊んでないのと、偏にピアニストの違いやと思いやす。

この作品はジェリーでよかったんでは。


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