Chicago51

ギター、ジャズ、BABYMETAL...ぼちぼちと

いぃ~ちまぁい...

2013年08月13日 | Jazz CD

The Poll Winners / Barney Kessel with Shelly Manne and Ray Brown

「その報われぬ愛のために...」

Thepollwinners

★★★

米国の雑誌

Down Beat

Metronome

Playboy

のジャズ人気投票の結果、ギター、ベース、ドラム部門で、'56~’59年の4年連続1位に

選ばれた

Barney Kessel(g)

Ray Brown(b)

Shelly Manne(ds)

が、The Poll Winners(そのまんま) として、セッション・レコーディングした作品群の

一枚目。 1957年3月18日、19日 Los Angelsでの録音。

The Poll WinnersのCDは3枚持ってます。

Barney Kesselは、Barney Kesselでも、このThe Poll Winnersばっか

増えてったワケは、レイのベースを聴きたいからに他なりましぇん。

張りのある音で、ベースラインの他に、第2のメロディー・ラインを担ってる。

けっこう速弾きするんで、レスポンスを高めるために、これくらいの弦の

テンションが必要なんでしょうな。

う~ん、好きだなーこの音。

下っ腹にやなく、 「ボンボンボンボン」 脳天に響く。

こげなウッド・ベースは、他で聴いたことありまへんわ。

歩き、         跳ね、                     

                             転がり、

      歌い、 

                  しゃべくり、

一番好きなジャズ・ベーシスト。

次のアルバム『The Poll Winners Again !』では、ますます、そのド変態ぶりに

拍車がかかってますわw

ほな、主な収録曲の寸評といきまひょ。

『Jordu』、『Nagasaki』、『Green Dolphin Street』・・・ アップテンポ・ナンバー。

  バーニーのシングル・ノートのハジケ具合がよい。 なんやビレ気味?

『Strain Doll』、『It Could Happen to You』・・・ バーニーの見事なコード・ワークと、

  温かく、やさしい音のシングル・ノート。

  っぱ、こーゆー曲調のバーニーが大好きやなw

『Mean to Me』・・・ 軽快なスウィング。 スピード感満点のコード・ワーク。

『Don't Worry 'bout Me』・・・ バーニーがウェスへの橋渡し的ポジションにいたのが

  よく分かります。 
            

『You Got to My Head』・・・ この曲でのバーニーのコード・ワークもまた素晴らしい。

以上、ギターにスポット・ライトを当てた寸評でしたが、もちろんベース、ドラムともに

最高にゴキゲン。 なんや東海岸のトリオに比べ、サービス精神旺盛。


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