Chicago51

ギター、ジャズ、BABYMETAL...ぼちぼちと

プロジェクト F ~挑戦者たち~

2016年07月01日 | Epiphone Emperor (S)
ギター好き、あるいは弦楽器好きの日本人なら知っておくべき二つの挑戦者たちの物語。


其一 ”日本フラットマンドリン小史”でいますぐ検索

其二 ”フジゲン創成期”でいますぐ検索


両記とも、大変興味深く拝読させていただきやした。
貴重な資料ですな。
ギブソンかぶれのワテでも知ってる日本のルシアーさんの御名もチラホラ拝めやす。

其一により、”日本のフラットマンドリンの父” 小坂部安雄氏を知るに至り、手にした Blue Bell のフラマンは、家宝ながら常に手の届くところに鎮座しております。

其ニは当然、富士弦楽器の物語ですが、斬っても切れぬ仲の松本木工、マツモク工業の名は随所に登場します。


マツモク工業の業績・歴史については Wiki ほか、ネット上にいくつもござーすので、ご参照いただくとして...

ワテの大好きな松本に、こんな世界に誇れる工場があったとは。
以前、Aria Pro2 をディスったことを猛省 

マツモク工業は 1987 年 2 月、栄光の歴史に幕を下ろします。
どうやら、業績不振とかではなく、海外輸出も好調のなか、親会社の意向により閉鎖となったようです。
87年といえば、日本中が¥バブル絶頂¥に向かって、ひた走ってたあの頃。
日本のモノづくりも、あの頃が絶頂期だったのではないでしょうか。

JR南松本駅近くの本社工場があった場所は、南部公園となり、一角にはこんな碑文が刻まれたギター型の石碑が、同社有志によって建てられております。


碑文

マツモク工業株式会社は
約三十年間この地でギター
を生産してきたが
一九八七年二月工場を閉鎖
解散した
 当時の職場を末永く偲ぶ
ためこれを建立する

平成三年三月二十日
 同社有志一六二名


ワテもいつか三代目 Epiphone Emperor を里帰りさせてあげな。


  富士弦楽器作 Blue Bell F-12


  マツモク工業作 Epiphone Emperor(F)

 





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