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4台のなかでは、一番図体デカイわりに、一番軽いんスよねぇ。
「プラモデルか」
ってくらい。
『良いトランスは重い』ってぇのが鉄則やし、ちゃちぃーアルニコ・マグネットに、
セラ・コン2個も不安やったんですが...
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コンスタントに音出しすることで、ドンドン音が良くなってきておりやす
綺麗な外観を保っていたことでも分かるとおり、ほとんど使われていなかったか、
使われていたとしても、自宅用としてで、ハードな使われ方はされてなかったん
でしょう。
見た目は若いとはいえ、還暦前のアンプなんで、一回の音出しは、30分ソコソコに。
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整流に、その27のSylvania 5Y3GT
プリに、その22のSylvania 12AX7A
パワーに、その21のSylvania 6V6GT
との相性がよっぽどエエんでしょうな。
重心は上気味。
密度の若干薄い、スカしたサウンドに、ブライトで甘いトーン。
カラッとはしておらず、クランチのちょいと爪弾きに纏わりつく粘りもよろしい。
クリーンも、ジャズ・コードを爪弾けば、分離のよい、明瞭な鳴りを聴かせて
くれます。
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このアンプは、
ファンキーに爪弾くか、
指の腹で、ジャジーに落ち着いた甘いトーンを逝くか、
だな。
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