本日の走行距離:387km
さぁー!!今年も夏休みがやってきた!!暑いけど、なんだか子供のようにテンションあがる夏休み。
一つ残念なのは、竜生の前に勤めていた会社とは違い、新しい会社はキッチリパッキリお盆休み。
よって、ロングツーリングはなかなか難しいので、今年も1泊2日ツーリングに決定。
世間一般な夏休みと同じにも関わらず、渋滞はまっぴらごめんなので、空いてそうで涼しげな方面を選びに選ぶのだ。
そして、厳選した結果?『神々の国であり、人口少ない島根県』に決定。
出雲大社でお昼ご飯をする予定であるため、逆算して、朝の6時30分に自宅を出発。
8月真夏真っ盛りだけど、涼しいじゃないっすか。
いつもの佐用ICへのコースもだいたい自分たちのペースで走れるので、快調♪
高速道路に乗っても快調♪まだまだ涼しくって、交通量も少ないのでグングン前進さ。
休憩を1度はさんで、あっちゅー間に『東城IC』
地図を見れば分かるでしょう。この東城ICからR314号を北上すると クルクルと回っている道があることを!!
『おろちループ』なる名前も恐ろしいが、高所恐怖症のあたしにとっては 危険きわまりない道路。
が、一大決心して挑んだクルンクルンおろちループ橋は「タイヤの右側だけが減る~」ぐらいの様子だったのだけど、
その前の道の駅に入る前の橋『三井野大橋』が......高すぎるぅぅぅ。。。
イカン、あんなところに橋を造っちゃあ イカンよぉ~。
と、以前この近くに来た時には頑なに拒否していたループ橋を難なくクリアした事で、この旅の幸先がよろしいね。
と、気を良くして出雲へ突入。
が、出雲大社の大鳥居を越えた辺りからパラパラと雨が降り出し、駐車場街の車を避けて迂回していると、大粒の雨が降って来たではないですか!?
運良くバス停車スペース(バス停じゃないはず)の歩道は屋根付き。
この際バイク停めさせてもらいます。
そこからお蕎麦屋さんは歩いてすぐ。雨も気にならない距離でよかったね。
手打ち 出雲そば『えにし』さん。門前のこぎれいなお店。
竜生は『三色割子そば』、あたしは名物の『割子そば』。
1枚目にダシと薬味(赤大根が刺激的♪)を入れて ずずず~~。
2枚目に1枚目の残ったダシを入れて、薄けりゃ足して ズズズ~~。
3枚目も同様さ。
角が立ってて、歯ごたえがしっかりしていて、ちょっと甘めのダシと好相性。
なかなか美味しくいただきました。
(正直言うと、昨日の歯医者さんで奥歯の虫歯治療をしたてなので、歯が浮いてて歯ごたえが辛かったけど。)
お腹が満足して、やっと神様の本拠地『出雲大社』へお参り。
出雲大社でのお賽銭は『10円』は『遠縁』ということでNG。
やはり『ご縁』の『5円』がベストだそうだが、お財布を探っても5円玉がない!!
仕方がないので『50円』=『五重縁』ということで...。
お賽銭はお賽銭箱には投げ入ちゃあいけませんよ。
で、ここ出雲大社では 二拝四拍一拝。
ペコペコ パンパンパンパン ペコリ。いろんな『ご縁』をお願い。
結婚式もコチラの分室?だったんで、お礼参りも。(あたしはすっかり忘れていましたがね。)
『出雲大社』ではただ今『平成大遷宮』の真っただ中。
残念ながら お社は囲まれてて仮拝殿のお参りになるんだけど、そのかわり無料で大屋根の改修を見学できるそうなのだ。
が、いかんせん服装制限があるのよねぃ。
やはり神聖な場所への入場だけあって、襟のないシャツやジーンズはNG。
当然 小汚いバイクウェアなんてのはもってのほかだろう。そうだろ、そうだろ。
折角の機会なのにちょっぴり残念だねぃと思いながら裏?へ回ると、大きいしめ縄があった。
そこに女子達がしきりにコインを投げている。
よく見ると、そのしめ縄にはたくさんのコインが刺さってる。
先ほどの女子は何度も何度も投げ続けているがいっこうに刺さらないのを横目に、あたしは何のご利益があるのかも分からないまま
「ちょいと投げてみるか」と お気軽にコインをポイッ
。と、「スポッ!」と1発で刺さっちまったじゃないですか。
決して力ずくってわけじゃないっす。。。
何となく気分良く出雲大社をあとにすることに。
エェ気分で向かうは 島根の日本海の先っちょ『日御碕』。
が、海沿いのクネクネ快走路なのに、おばちゃんドライバーの車が...。
カーブで20キロ切ってますよ...勘弁してよ~。
なんとかかんとか、日御碕の駐車場に到着。
駐車場から灯台までの沿道には ワクワクがいっぱい♪
海鮮焼きのいいにほいいぃ~。
まずは、ライダーは先っちょやろ 先っちょ♪
『出雲日御碕』の灯台は石造りの灯台では一番背高のっぽ。
さ、先っちょも制覇した事だし、ワクワクゾーンにてイカ焼き&サザエのつぼ焼き&ノンアルコールビールのオヤツタイム。
しあわせ~♪
帰りのクネクネは快走でよかったよ。
日御碕から今回のツーリングの第一目的地の三瓶山までもダム沿いなどで、なかなかの快走路。
三瓶山の周り道は林間で気持ちはいいのだが、なかなかお山が見えない。
なんだかちょっぴり期待はずれ。
と思っていると『三瓶小豆原埋没林公園』に到着。
「埋没林ん~~?」
それは、火山噴出で火山灰に埋まってしまった林が発掘されたもの。
なんと!!縄文時代の木々がそのまんま残ってる。杉の樹皮も生きている木そのもの。
いや~すごいモンを見せてもらいましたよ。太古のロマンですなぁ。
太古のロマンの感動を引きずりつつ宿へ向かってゴー。
宿の手前に『西の原』を通過。
「ここが一番 三瓶山ポイントやん~~!」
美しい景色を堪能して今夜のお宿へ。
温泉と美味しい料理で夏休み1日目の終了♪
8月12日(金) 晴一時雨
本日の走行距離:367キロ
総 走行距離 :754キロ
朝起きると温泉。そのあと部屋でぼ~っとしていると、窓の外には雲海。
エェ寝起きですなぁ。
朝ご飯は地元のしじみ汁メインで。
これがですよ 驚きの食感!!
スーパーで買うのとはちと違った。 しじみってこんなにプルンプルンなのね。
昨日はちっとも暑くはなかったけど、今日は朝から暑い。もっと暑くなる予感まんまんやん。
くぅ~~。
暑さ対策は水分補給ぐらいしかできないけど、チェックアウトの際に貰った『塩あめ』がうれしいね。
朝から目指すは、世界遺産の『石見銀山』
宿からすぐ近くだけどね。
『世界遺産センター』にバイクを停めて(無料)バスで(有料)『大森』へ。
そこからレンタサイクルだ!と思っていたのに、思いは皆同じだったようで、空車なし...。
しかたない、歩いて行くか。
とぼとぼ『石見銀山公園』に歩いて行くと....えっ?ここまでバイクで来てよいの?
バス代損したぁ~。
自転車に乗れなかった恨み言を呟きつつ歩き出す。
林間の遊歩道の日なたは簡単に倒れる事ができるほどの炎天だけど、日陰は心地よく涼しい。
たっぷり2キロほど歩いて目的の『龍源寺間分(りゅうげんじまぶ)』へ到着。
入り口近くに生えているシダは、貴金属大好きな「ヘビノネゴザ」。植物って不思議やね。
間分の入り口に立つと奥から冷風が すーーーっと。
「冷やっこい~」
中は14℃。
暗くて狭い坑道は手彫りの後が生々しく残っている。
横穴は縦1m横60センチと狭く、1日30センチ掘れればいいとこなのに、日当は今のお金で5,000円って!!過酷やなぁ。
しかし、銀は世界の1/3が日本産。その7割がここ石見銀山産出ということだ。
昔の世界地図にも大きく『iwami』の名前が載ってるほど。
つことは?ビクトリア時代のティータイムでもここ石見銀山の銀が活躍してたかもですよ。
そんな遥かビクトリアまで思いを馳せつつ 涼しい間分を一歩出るとまたもや灼熱。
途中でかき氷休憩をしながら、銀発掘で栄えていた当時と変わらずの町並みも見学。
あわよくば?銀のお土産も...とお店を覗いてみるけど。。。
さすが純な銀は高額ですわ。(安価なのもありますよ)
さて、島根の世界遺産も制覇した事だし、帰りましょうぞ。
昨日涼しかっただけに、今日の猛暑は堪えますねぃ。
首に濡らしたバンダナを巻いて走ると、冷やっこい!!うっしっし~。
そうして、面白くない高速道路は極力少なめのルートで渋滞回避で距離増量(当社比)したり、
空腹でバッタリゆきそうになったりしたこともあったが、無事帰宅。
夏は暑いし、1泊2日で忙しい旅だけども、やっぱ、バイク旅は楽しいっす。