西洋美術館です。今回は西洋美術館の庭に置いてあるブールデルの作品です。
『ギリシャ神話の英雄ヘラクレスが怪鳥を今まさに射止めようとする瞬間を表現しています。1893年にロダンのアトリエに入ったブールデルは、その後約15年間ロダンの助手を務めました。彼はロダンを敬愛しましたが、ロダンのロマンティシズム、写実性から次第に離れ、建築物の様な堅牢さをもった《新たな現実としての彫刻》の創造を目指すようになります。作品の主題を神話に求め、造形的にはギリシャ彫刻とロマネスク彫刻の両者を自分の作品の中に融合しようと試みました。』(箱根 彫刻の森美術館 作品紹介より)
肉感的で、たくましい!彫刻も人それぞれ個性があります。
この作品も、日本各地の美術館で見ますね。
ブールデルはロダンの弟子でした。