4月18日(金) 今日もいい天気。ホテルの窓から「馬鼻崎」を望みます。
「海底遺跡に一回は行ってみたいと思っていたのよ」とお母さん。海底遺跡クルーズで出発です。飛行機で一緒だったツアーのグループの方々と一緒になりました。
「さー、出発します。皆さん席にお座りください」内海は静かなものでした。
海底遺跡は、島の南部の比川を過ぎ、新川鼻の手前に位置しています。久部良漁港から、西崎を回って島の南海岸沿いに航行していきます。
西崎(窓ガラス越しに撮影しているのでぼやけています)
西崎を回って太平洋へ出ると、海は荒れていました。大きな波にぶつかりながら、かなりのスピードで航行し続けます。大きな波にぶつかるたびに声が上がります。
海底遺跡の場所に到着。船の底へ移動します。グラスボートになっていて、海底を見ることができます。そこには巨大な、構造物の跡と思われる、ステージや大きな土台などが大きな規模でみることができました。(写真撮影はうまくいきませんでした)
海底遺跡の一部(ステージとステージがあってその間が溝になっていました)
海底遺跡を何とか見よう、撮影しようとしている内に、大きな揺れに負けてしまいグロッキー状態になりました。船は、帰路につきました。また、高速航行です。
西崎の灯台まで帰ってきました。
太平洋の黒潮に洗われた「西崎の絶壁」壮観です。
グロッキー気味になりホテルまで送ってもらい一休みです。
送ってくれた方が、「海底遺跡」を発見された方で、スキューバダイビングしてる時に発見されたそうです。遺跡クルーズを運営。与那国島の観光協会長をしておられるとのこと。「与那国は、JALのジェット機の運航がなくなってから観光客が激減してしまって大変なんです」と話しておられました。
アヤミハビル館へ向かいました
「アヤミハビル」とは
世界最大級の蛾です。昨晩孵化したばかりの「アヤミハビル」を見ることができました。「お客さんは、すごい幸運ですよ」と館員の方が案内してくれました。
そこには、孵化したばかりのオスとメスがサナギの殻につかまって羽を広げてとまっていました。
これは標本ではありません。「正真正銘の本物、生き物」です。「標本にすると色があせてきて、この鮮やかな色がなくなってしまいます」「きれいな色ですね」
「これは、アヤミハビルの卵」です。
「こちらもちょうどいい時に来られましたね」「オオゴマダラのサナギですよ」
「前に西表島で見ましたよ」「ここで孵化したら、窓が開いていますから外へ飛んでいきます」
「きれいなアヤミハビル。孵化したばかりのを見れた幸運。もう一度見て帰ろう」
昼過ぎに、与那国空港へ着きました。ここで昼食をとりました。生ビールを飲みながら、与那国の感激を振り返りました。
「素晴らしかった。日本最西端。夕陽。東崎。立神岩。アヤミハビルには感激。このめぐりあわせ。大大ラッキー!!」
昼過ぎの飛行機で石垣島へ
帰りも、来た時のツアーグループの人達と一緒でした」
名残惜しく「日本最西端 与那国島」を後にしました。
次回からは、「日本最西端、最南端への旅 第2話 最南端 波照間島」をお伝えします。
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