技のない手作り

単純ですぐに出来上がるものでも、完成した時にすごく嬉しく、作り方と一緒に紹介させていただこうと思います。

カードケース(スタバカード用)@ハギレチャレンジ

2022-01-31 14:10:39 | 手作り



気に入っているのですが、中心部にシミというか色抜けが起きてしまい使いづらいハギレです。
気に入っているゆえに捨てられません。
しかもサイズも大きくないので使いづらく、定期的に取り出しては眺めるだけ・・・。

こんな感じでまっすぐ白い色抜けが・・・!
見づらいかもしれませんが、現物を見たらもっと目立ちます。
カードケースならこんな感じですかね。
模様はこんな感じで納めるといいかも。
と思っていたのですが、実際には結構違うサイズに仕上げました。

カードに対するサイズもギリギリ感はありますが、まぁちょうどいいですね。
ハギレなのにこれだけぴったりなら上出来です(たぶん)

赤茶色系の葉っぱの柄を裏布にすることにしました。
同じサイズに裁断します。

まっすぐの白抜けが非常に問題ですが、

これを麻ひもを縫い付けることで隠すことにしました。
日本刺繍の駒取りのようにしようとしていたのですが、普通に縫い付けたほうが簡単だった上に、縫い目が目立たなかったので縫いなおしました。
上部が駒取りタイプで、その下が普通に縫っているパターン。

麻ひもを縫い付けて、裏布を縫い合わせました。

思いついてボタンをつけました。

こんな感じで折りたたみます。

待ち針を刺したところ。

お伝えしづらいのでもう一枚写真を撮りました。

しつこいですがもう一枚撮りました。

性格がばれてしまいますがもう一枚撮りました。
こんな感じで両サイドを縫います。

両サイドを縫いました。

上は全部返し口にしました。
ひっくり返します。


角を出さなくてもいい感じですが、私は角を出すのが好きです。
きちっとしているのが好きという意味ではなく、角を出す工程が好きなんです。

と言ってもあんまりピシッとしません。
まぁ楽しめたからいいんです。

麻ひもを折り返してこんな感じでボタンを留めたいと思います。

やっと麻ひもを切りましたw
ハギレではなく、ハアサヒモもちょっとでも長いほうが使い勝手があるというものでしょう。しかし本体の方もたくさんあるんですよねぇ。

こんな感じで調えて上部を(返し口に下部分)を縫っていきます。

背中側はこんな感じ。

上を二回縫いました。
麻ひもが抜けないようにですね(笑)

閉じたらこんな感じです。

カードのサイズに合わせたとしてはとても大きいのですが、
スタバに売られている大きめのサイズのカードが以前から気になっており、急遽そちらのサイズに合わせてみようかなとちょっと大きめのサイズのものを作ることに変更したというわけなのです。
まぁ、そのカードを持っていないのでもしかしたら入らないかもしれませんけど。。。
というかネットで調べてから作ればよかっただけでは。。。
いやまぁいいんですけどね。


天然石ブレスレット(フリマサイトの腕時計)

2021-03-10 10:23:46 | 手作り


フリマサイトで腕時計を購入しました。ジャンク品で3本で950円です。
商品説明では止まっているとのことでした。

写真では使用感があまり見られないことと、
デザインがとても気に入り、低価格だし、ちょうど売上金があったので、それを利用して購入することに。

ランカスター、ノンブランド、ムラーノグラス、の様です。
届いたとき、香水の匂いが気になりましたが、しばらく放っておけば抜けるだろうと気楽に考え、時計屋さんに持ち込みました。

時計屋さんでは、オーバーホールの必要はあるかとの質問に
「電池交換をしてみて動かなかったり、動きが悪いようならその時に検討してもいいのじゃないか」
というアドバイスを受け、とりあえず電池交換と、パッキンの交換のみをすることにしました。

大昔、時計は2年に一度くらい分解掃除をするべきだ、と言われ、プレゼントでいただいた時計を2年後に時計店に持ち込んだら「遅れもしないし、傷んでもないのになぜ手入れをするの?」と聞かれたことを思い出しました(笑)

超高級時計なら頻繁なメンテも必要なのかもしれないけど、まぁ、そこまで考えるほどのものでもないのかな。

電池を入れ替えたら

無事に動く!やったー!!


と、ここまでは良かったのですが、



冒頭の香水の匂いがどうしても気になります。
部屋の片隅にビニールに入れていても、眠る時ににおいが気になるという、においには繊細タイプ(うそ。気になりだしたら気になってしまうタイプw)。

仕方がないのでこの日はベランダに出して休みました。

毎日外に出しておくわけにもいかないし、困ったな、とネットで調べても、皮ベルトの香水臭ベルトは交感するしかないような表現が多いです。

消臭効果のある重曹と一緒に密閉容器に入れるしかないかなと、いろいろ触っていると、
なんか粉っぽいものが出てきました。
よく見ると、ベルトの裏側が部分的にぼろぼろになって粉が落ちているんですね。

そっか。もう、ベルト交換なんだ。。。

このうちのベルトの一つが、ちょっと特殊なデザインで、皮ベルトの一部に金属のパーツがついていて、金属ベルトの要領で着けられるようになっているんです。
革の良さも、金属ベルトのつけやすさも両方兼ね備えているなんてすてき。

しかしこちらも、その接着部分が取れています。これは単に革専用ボンドでくっつければいいだけかもしれません。
革もやや悪くなっているものの、はがれてくるほどひどくはありません。

さて、どうしましょうか。

また時計屋さんに行くしかありません。

ランカスターはとにかく、他の2点はベルト交換必須ですし。

ネットでは、100円均一にもベルトは売られているそうで、そういえばなんだか見たことがあるような?これを機会に一度チャレンジしてもいいかもしれません。

なんて考えて……ちょっとまって、私。どうしてそんなに器用な人間だと自分を錯覚しているの?

無理でしょ。無理ですよね。無理な未来しかないですよね?


3本950円の時計に3つで4000円の電池(+パッキン)を入れて、普段使いは別に持ってる。

それならいっそ、私みたいな不器用物でもなんとなくそれっぽいことができる感じにしたほうがよくなくない?
ということで、 ベルト交換チャレンジをしてみることに。



ノンブランド品の様ですが、とてもきれいで気に入っています。



ベルトの痛みがこれが一番強いです。
おそらく粉っぽいものが出ているのはこれでしょう。



天然石ブレスレット時計にしようと思い、ベルトをカッターで切りました。
元々そんなに強いものではないのか、劣化が生じているのか簡単に切れました。



文字盤だけになりました。



似合う天然石を探してみます。



意外と明るい色との相性が良くないみたい?



ミラーボールみたいなのは面白いでしょ?
面白いですが、使い勝手が悪いためなかなか消費されません。
今回も使われない模様です。



アメジストとの組み合わせは暗くなりすぎますね。。。



ペリドットは似合いそうですが、ビーズの穴が小さすぎるんですよね。



念のため見てみたこれも穴が小さすぎるんです。



パールは似合いますが、ちょっとベタ過ぎな感じがします。
そもそもパールはなんにでも合いますし。



ということで、試作。
モルガナイト・タイガーズアイ・ガーネット・シトリン・スネーククオーツ・ガーネットを使用しています。
文字盤に近いところに入れたモルガナイトが重い感じがしました。
また、中に入れたゴムが切れないように細い糸をよりあわされている物を使ったため、延び感が出て、不安定な感じがしたので変更することに。



文字盤の上下はシトリンにしたところ、軽くなるかと思いきや、同系色で色なじみが良く仕上がりました。
糸をより合わせの糸を2本、太い糸を1本使いました。とても安定感があります。


お見苦しい手ですが、付けた感じで肌なじみの良い色合いなのをお伝えしたくて。



これは紫ヒスイ。



これはマザーオブパール、ヘマタイト、スネーククオーツ
スネーククオーツは、透明度の高い水晶に蛇のうろこみたいに黒いインクルージョンが入っている物とのことだったけど、単なるインクルージョンにしか見えない。でもすごく気に入っています。


全体的にこんな感じ。
写真に撮り損ねていますが、ゴムの結び目がビーズの中に入らなかったので、結構ごっつい結び目があります(笑)

リカちゃんのニットドレス(1作め)

2021-03-02 11:44:00 | 手作り
縄あみの中央に裏目編みを一目仕込んでいる割には立体感に乏しい縄あみ


これは、一般的な編み方通り裾から編んだのですが、
上部で糸を切った始末などで結構ゴロゴロしています。
このため、次作は肩から編んだのですが、それはそれで問題が(ワンショルダーになってしまう^^;)。
試行錯誤でそのうちなんとかなるでしょう(笑)


ボタンホールは一目伏せて作りました。
とはいえ、リカちゃんなので、一目伏せたサイズのボタンホールでは、ボタン(ビーズ)が大きすぎ!


首元が緩かったので、リボンを通し、後ろで結ぶことにしました。
リボンにパールビーズを縫い付けてアクセントにしています。

なんちゃっての茶巾@ハギレチャレンジ

2021-02-24 10:32:04 | 手作り
愛用していたコーヒーカップを割ってしまい、新しいものを使うことにしました。
新しいものもとても美しくて気に入っています。

ところで、賛否はあるかと思いますが、私は茶渋がついている、ということに美を感じるタイプ。
美というか、趣きや、それまでの人生というか、ああ、たくさんこのカップでいただいてきたのだなぁ、と思うそういった過去の積み重ね的なものがとても好きなのです。
洋食器ですからそういう種類のものでもないのかもしれませんが、
茶渋を硬いスポンジでごしごしこすって取ることはしたくないし、薬品を使うのも嫌です。
何か良い方法は、と思っていたところ、お試しで習ったことがあるお煎茶の茶器の手入れの仕方をうっすらと思い出しました。
お手入れ用にハギレの中にあったサラシから、なんちゃって茶巾を作ることに。


未使用品ですが、一度洗ってノリは取ってあります。


両方に耳のある状態で、カットするとこのサイズ。
本当は、流派によってそこそこ違うようですが、大体このサイズの模様です。
もっと真四角な流派もあるみたい。
私の記憶の茶巾はこんな感じだったような気がします。


端は三つ折り。
ググると本当は竹ひごを入れて作るのだそうです。
さすがに茶巾職人になるつもりはなく、なんちゃって茶巾なので、今回は使いません。
というか、サイズ感を見たかったので両方に待ち針を打ちましたが、これやると引っかかってとっても縫いづらかったです。
ちゃんと片方づつ打ったほうがいいと思います。
しかもめっちゃナナメw


ポイントと言えばポイントですが、かがる時に、隣の針目に渡す糸が、外に出ないように三つ折りで隠れているところに針を通します。
これをやるにはやはり竹ひごがあったほうがおそらく断然やりやすいと思われます。


なんかもうできた喜びで、早速使うためにぬらしてしまいました(笑)


ぐっと我慢をして未使用のまま乾かしたのがこちら。
なにしろもったいないさんなので、縫い糸の余りが針にセットされたままになっているのがあり、それを使ったので、ピンクの糸で縫われているところと白の糸で縫われているところがあります。

茶巾はそもそも麻のサラシで作るもののようです。
おそらくあのシャリッとしたところがお茶碗のお手入れにちょうどいいのでしょう。
木綿のサラシでも悪くはなさそうですけど、この辺りはよくわかりません。

リカちゃんのワンショルダーニットワンピースと、一粒淡水パールネックレス

2021-02-17 10:00:00 | 手作り
リカちゃんにお越しいただいて、お洋服づくりを試行錯誤しています。
これはニットドレスの2作目。
淡水パールのネックレスを合わせて作成し、こちらを初マルシェルに出したくて、こちらを先にご紹介することにしました。
1作目は、胸元にパールビーズをあしらっているため、併せられないんです。


私のリカちゃん服のこだわりは、肌触り。
お人形だからと言ってガシガシの感触はやっぱりかわいそうな気がします。
縫い目がごろごろするものは、・・・まだ不慣れなんで許してください!という感じ(笑)
ま、そのうち、痛覚は人と違うし、華やかなほうがいいよね!となっているかもしれませんけど。



背中は、パールビーズで止めました。
ボタンホールを開けると、ものごっついパールビーズで止めなければならなくなったので、ニットの穴を通すことにしました。
正直ちょっと留めづらいです。
それと、もうなぜかビーズの位置がバラバラ。
反省点です。



本体はこんな感じ。
肩から編み始めました。
総メリヤス編みです。



裏側はこんな感じ。
ボタンはビーズを縫い糸で付けました。

記録程度の編み図はありますが、これはちょっと、目立つところに増し目のぼっこり感が出ているので、編み図の方はこれを改善したんです。
が、お目汚しすぎてリクエストがあってから公開することにします。



さて、ネックレスです。
淡水パールに、丸付9カンを通し、チェーンにつけました。


淡水パールとしては本物なのでとてもきれいです。
これをマルシェルに出してみようと思うのですが、うまくいくでしょうか。
そもそも出品できるのかどうかが不安です(私の知識的な問題が)。


なんとなく品格を感じますよね。
親ばか(?)ゆえのひいき目でしょうか?