竹林亭白房

福團治「藪入り」@2024神戸喜楽館★落語

□本日落語三席。
◆林家愛染「婚活親子」(BSよしもと『若手創作落語の会』#20)。
天満天神繁昌亭、令和6(2024)年11月5日収録(「BSよしもと創作落語の会」)。

◆月亭天使「十枚目」(BSよしもと『若手創作落語の会』#20)。
天満天神繁昌亭、令和6(2024)年11月5日収録(「BSよしもと創作落語の会」)。

◆桂福團治「藪入り」(ラジオ関西『内海英華のラジ関寄席』)。
神戸新開地喜楽館、令和6(2024)年9月23日収録(昼席公演)※2024年12月14日OA。
これまでに何度聴いたかわからないほどの福團治「藪入り」である。ある時期から、落げに至る件(くだり)をカットして、落げそのものを演らなくなり、ひたすら人情噺としてこのネタを洗練させていった福團治である。
今回聴いた一席も、父と母の笑いのあるやりとりも排して、情のある言葉だけで構成するようにさらにアップデートしていた。

また、些末なことだが、今回、初めて(だと思うが)息子の亀坊が奉公に行ったさきを東京だとして演じていた。これは、福團治だけでなく、他の落語家でも聴いたことのない型に思うのだが、どうだろう。
また、時代背景のこともあるが、大阪(大坂?)の町人の子が東京の商家へ奉公へ出るなどということがあったものだろうか。ここのところは調べてみたいものである。
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