□本日落語一席。
◆笑福亭松五「餅屋問答」(NHK大阪放送局『とっておき!朝から笑タイム』)。
NHK大阪ホール、令和6(2024)年5月9日収録(第445回「NHK上方落語の会」)。
餅屋の親父っさんのところろろろに、何か自分にもできる楽な仕事を紹介してくれと言ってきて、親父っさんがそれやったらと寺の坊主になることを勧めるという展開。
これ、東京では「蒟蒻問答」として商売がかわるのだが、蒟蒻屋の兄貴分が江戸を食いつめて身を寄せてきた弟分に、そろそろ江戸に帰ったらと勧め、それを渋っている弟分にそれだったら寺の坊主でもやれともちかける。
つまり、どちらかが原型がわからんが、自分から仕事を紹介してくれという型と、上から目線で仕事(住職)をやれという型の二種類あるようだ。
他の多くの落語と同じように、上方落語が東京に移植されたものという流れの一例なら、紹介してくれ型がもとになるのか。
ただ、上方の落語家でも、住職やれというトップダウン型もあったと思うので、一度古い速記でも見て確認したほうがよい。
◆笑福亭松五「餅屋問答」(NHK大阪放送局『とっておき!朝から笑タイム』)。
NHK大阪ホール、令和6(2024)年5月9日収録(第445回「NHK上方落語の会」)。
餅屋の親父っさんのところろろろに、何か自分にもできる楽な仕事を紹介してくれと言ってきて、親父っさんがそれやったらと寺の坊主になることを勧めるという展開。
これ、東京では「蒟蒻問答」として商売がかわるのだが、蒟蒻屋の兄貴分が江戸を食いつめて身を寄せてきた弟分に、そろそろ江戸に帰ったらと勧め、それを渋っている弟分にそれだったら寺の坊主でもやれともちかける。
つまり、どちらかが原型がわからんが、自分から仕事を紹介してくれという型と、上から目線で仕事(住職)をやれという型の二種類あるようだ。
他の多くの落語と同じように、上方落語が東京に移植されたものという流れの一例なら、紹介してくれ型がもとになるのか。
ただ、上方の落語家でも、住職やれというトップダウン型もあったと思うので、一度古い速記でも見て確認したほうがよい。