□本日落語三席。
◆桂福團治「南京屋政談」(NHK-Eテレ『日本の話芸』)。
NHK大阪ホール、令和2(2020)年4月2日(第405回「NHK上方落語の会」)※無観客。
もう何度となく聞いた福團治の「南京屋政談」だが、今年度からあらたに始まった『日本の話芸』冒頭のオープニングトークで初めて知ったことは、このネタを古今亭志ん朝に教わったという逸話である。これは意外なことだった。昔から、これは福團治が独自に東京から移植し、アレンジして演っていたものとばかり思っていたのである。
◆桂福團治「南京屋政談」(NHK-Eテレ『日本の話芸』)。
NHK大阪ホール、令和2(2020)年4月2日(第405回「NHK上方落語の会」)※無観客。
もう何度となく聞いた福團治の「南京屋政談」だが、今年度からあらたに始まった『日本の話芸』冒頭のオープニングトークで初めて知ったことは、このネタを古今亭志ん朝に教わったという逸話である。これは意外なことだった。昔から、これは福團治が独自に東京から移植し、アレンジして演っていたものとばかり思っていたのである。
また、福團治は「ねずみ穴」を立川談志に稽古をつけてもらったというのは知っていた。これを初めて聞いたのは、福團治の弟子桂福六からである。これは、某居酒屋で当人から直接聞いた。その後、師匠福團治が何かで語っていたものも、聞いたか読んだかしたと思う。
それにしても、若き日、福團治は東京の落語家から貪欲にネタの稽古をつけてもらっていたのだということを、あらためて知らされた。もしかすると、まだ他にもあるのだろうか。知りたいものである。
三代目桂春團治一門の筆頭弟子である福團治だが、師匠春團治と福團治の間柄は、ある時期から微妙な関係になるようだ。が、今回のオープニングトークでは、福團治が志ん朝からこれを教わって演じたものを、師匠春團治が聞いて、とても良いと評価した由。そういう時代もあったのだなと知る。
◆笑福亭笑利「金明竹」(MBSテレビ『らくごのお時間』春休みSP「コロナに負けるな!親子で笑える6つのお噺」)。
大阪茶屋町MBSちゃプラステージ、令和2(2020)年3月29日OA。
大阪茶屋町MBSちゃプラステージ、令和2(2020)年3月29日OA。
◆『笑点』大喜利:桂歌丸(司会)/三遊亭小遊三・三遊亭好楽・林家木久扇・春風亭昇太・六代目三遊亭円楽・林家たい平(BS日テレ『笑点 火曜なつかし版』)。
後楽園ホール、平成24(2012)年4月22日OA(『笑点』第2311回)。
後楽園ホール、平成24(2012)年4月22日OA(『笑点』第2311回)。