□本日落語四席。
◆三代目柳家権太楼「子ほめ」(NHK総合『立川志らくの演芸図鑑』)。
東京渋谷NHK放送センター、令和6(2024)年11月24日OA。
権太楼の「子ほめ」は、今から十一年前の2013年に大阪の繁昌亭にあがって演じたものを聴いたことがある。これは配信映像。昔は繁昌亭の定席を配信していたのである(有料か無料化は忘れてしまった)。
ただ、そのときに聴いた「子ほめ」と十一年後の今日の高座が同じかどうかはわからない。当時の内容メモがないのである。一点気になったのは落げが同じかどうかということ。
「子ほめ」の落げは、どうも明快感がないということか、古来、落語家によってさまざまなくふうが試みられてきている(ただ多くはそのまま演られている感もあるが)。
権太楼は、その従来型の落げをかえていたので、もし十一年前もそうだったのなら、鑑演記録にメモする気もするので、昔の権太楼は従来型だったのかもしれない。
権太楼は、友だちに子どもがいつ生れたかを聴いた男が、今日で七日めだと知り、「嗚呼、初七日か」と言って落げていた。
ふつうこの件(くだり)はクスグリで使う台詞だ。でも、考えてみたら、ここで切ればこれが落げになるのだとわかるという、まあ、新たな発見とでも言うべきか。これがこのままスタンダードの落げになってもいいのかもしれない。
◆桂ちょうば「地獄めぐり」(ABCラジオ『日曜らくごなみはや亭』)。
神戸新開地喜楽館、令和6(2024)年10月3日(マルエスpresents「神戸新開地・喜楽館AWARD2024」予選初日)。
◆林家染吉「夏の医者」(ABCラジオ『日曜らくごなみはや亭』)。
神戸新開地喜楽館、令和6(2024)年10月4日(マルエスpresents「神戸新開地・喜楽館AWARD2024」予選第二日)。
◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・春風亭一之輔・林家たい平・立川晴の輔・三遊亭好楽・桂宮治(日テレ『笑点』第2936回)。
後楽園ホール、令和6(2024)年11月24OA。
◆三代目柳家権太楼「子ほめ」(NHK総合『立川志らくの演芸図鑑』)。
東京渋谷NHK放送センター、令和6(2024)年11月24日OA。
権太楼の「子ほめ」は、今から十一年前の2013年に大阪の繁昌亭にあがって演じたものを聴いたことがある。これは配信映像。昔は繁昌亭の定席を配信していたのである(有料か無料化は忘れてしまった)。
ただ、そのときに聴いた「子ほめ」と十一年後の今日の高座が同じかどうかはわからない。当時の内容メモがないのである。一点気になったのは落げが同じかどうかということ。
「子ほめ」の落げは、どうも明快感がないということか、古来、落語家によってさまざまなくふうが試みられてきている(ただ多くはそのまま演られている感もあるが)。
権太楼は、その従来型の落げをかえていたので、もし十一年前もそうだったのなら、鑑演記録にメモする気もするので、昔の権太楼は従来型だったのかもしれない。
権太楼は、友だちに子どもがいつ生れたかを聴いた男が、今日で七日めだと知り、「嗚呼、初七日か」と言って落げていた。
ふつうこの件(くだり)はクスグリで使う台詞だ。でも、考えてみたら、ここで切ればこれが落げになるのだとわかるという、まあ、新たな発見とでも言うべきか。これがこのままスタンダードの落げになってもいいのかもしれない。
◆桂ちょうば「地獄めぐり」(ABCラジオ『日曜らくごなみはや亭』)。
神戸新開地喜楽館、令和6(2024)年10月3日(マルエスpresents「神戸新開地・喜楽館AWARD2024」予選初日)。
◆林家染吉「夏の医者」(ABCラジオ『日曜らくごなみはや亭』)。
神戸新開地喜楽館、令和6(2024)年10月4日(マルエスpresents「神戸新開地・喜楽館AWARD2024」予選第二日)。
◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・春風亭一之輔・林家たい平・立川晴の輔・三遊亭好楽・桂宮治(日テレ『笑点』第2936回)。
後楽園ホール、令和6(2024)年11月24OA。